【LFA216】アイエサ・ベルトソ、緊張感ある打撃戦からTD→驚速腕十字でシウバを下し新ストロー級王者に
<LFA女子ストロー級選手権試合/5分3R>
アイエサ・ベルトソ(ブラジル)
Def.2R4分14秒by 腕十字
ラニー・シウバ(ブラジル)
23歳のチャンピオン、挑戦者は24歳だ。長身&リーチで上回るベルトソが前蹴りを見せる。ハイをスウェイでかわしたシウバがワンツー。ジャブの差し合い、シウバが右カーフを蹴る。ベルトソのステップインにミドルを蹴るシウバが、カーフを蹴られる。続く右ハイをまたもスウェイも、右足が頭部をかすめる。シウバは手を広げて問題ないとアピールし、左リードも届かない。シウバはケージに追い込まれそうになるとパンチを振るって前に出る。
ジャブから左ミドルを入れたシウバが、ベルトソの右の蹴りをキャッチして右を2発見舞う。足を抜き、圧を掛けるベルトソは右カーフ。続いて二段蹴りから前蹴りを入れると、シウバがスイッチして左ミドルを狙う。ジャブをヘッドムーブで外したシウバも、右カーフ。距離を詰めたベルトソが右ハイ。緊張感溢れる打撃戦は、やや王者がリードしたか。
2R、左ボディストレートを見せたチャンピオン。ベルトソは右カーフからミドル。シウバはミドルをキャッチしきれず、自らも左ミドルを蹴る。前蹴りを顔に入れたベルトソが、続く右ストレートをヒット。シウバはステップインし、左ボディショットを入れる。圧の受けあい、外し合いが続く。シウバの力み気味のコンビは届かず、ベルトソが左ジャブを決める。ワンツー&右ローも粗いチャンピオン。残り90秒で、組んだベルトソがテイクダウンを決める。
即マウントを取ったベルトソは、右エルボーを落とす。ケージキックからシザース狙いのチャンピオンだが、ベルトソが驚速腕十字へ。立ち上がったシウバだが、ベルトソは巧みにグリップを解除しタップを奪った。
直後に涙を見せたベルトソは巻かれたベルトを父親の肩にかけ、「ダナ、私は準備できている。契約を待っている。クイアバは私の故郷、父の前でベルトを取れて本当に嬉しい。UFCは私の夢、もう戦える」と新王者は話した。