【Shooto2025#06】RNC→肩固め→ツイスターと攻め続けた黒部がバタフライをフルマークで下す
【写真】バタフライも凌ぎ切ったが、黒部が攻め続けた(C)MMAPLANET
<ストロー級インフィニティリーグ/5分2R>
黒部和沙(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
マッチョ・ザ・バタフライ(日本)
開始早々、黒部が右スピニングバックキックを見せた。バックステップでかわしたバタフライがガードを固めてローで距離をつくっていく。バタフライの右カーフが当たる。しかし黒部が左フックでグラつかせ、右カーフ、左ジャブで攻め立てて行く。左ハイから右カーフに繋げた黒部は、左ジャブをボディに伸ばす。バタフライのワンツーは黒部の顔面に届かず。黒部はボディへの左ジャブから右を振るった。バタフライが組んで来ると、黒部は左腕を差し上げてケージに押し込む。
ボディロック・テイクダウンからバックマウントを奪取。さらにボディトライアングルで固めてRNCを狙う。これを凌がれると、バックからパンチで削りながら腕十字のチャンスもうかがう。極まらなかったもののツイスターも見せた黒部は、残り1分で右腕をバタフライの首に回して絞め上げる。凌ぐバタフライの側頭部に。黒部が右ヒジを突き刺す。ラウンド終了間際、バタフライが返すと黒部は左腕を取って十字を仕掛けるが、これはバタフライが腕を抜く。ホーンと同時か黒部に蹴り上げがあったようだが、これは反則とならずラウンド終了に。
最終回、バタフライが距離を詰めて黒部の顔面に右を叩き込む。さらに右カーフを当てるバタフライ。黒部の左フックを受けてヨロめくも、すぐに右カーフを打っていく。互いに右ストレートを当てたあと、バタフライがシングルレッグからドライブした。足を抜いた黒部が切り返すも、バタフライがスクランブルへ。首を抱えてきた黒部に背中を着かせる。パスを仕掛けたバタフライは、ケージに背中を着けた黒部をグラウンドに引き戻した。
しかし立ち上がった黒部がバタフライを潰し、肩固めに移行する。反転して逃れようとするバタフライに背中を着かせ、改めて絞め上げる黒部。バックマウント→ボディトライアングルに移ると、パンチで削っていく。終了間際にツイスターを狙ったが、これも極まらなかった。
裁定は黒部のフルマーク判定勝ち。試合内容に納得がいかなかったか、黒部はうつむきながら首を横に振っていた。