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【Shooto2025#06】中野剛貴が青柳洸志のTD&トップキープを凌ぎ、打撃で削って2RにTKO勝利

【写真】試合が進むにつれて中野が距離を支配。細かい打撃から見事なパウンドアウトにつなげた(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
中野剛貴(日本)
Def.2R4分33秒 by TKO
青柳洸志(日本)

青柳が右ミドルと前蹴り、中野がサークリングしながら左ストレートを伸ばす。青柳はスイッチも交えてプレッシャーをかけるが、中野が左ストレートでダウンを奪う。そのまま中野が上のポジションを取ると、青柳はガードポジションから体を起こして右手を中野の首に巻いてギロチンへ。中野はそのまま立ち上がり、頭を抜いてディフェンスすると左ストレートから右フックを返す。

青柳はローを蹴りながら、中野の左にダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。青柳は中野の右足を超えてハーフガードでトップキープし、中野も体を起こして立ち上がる。青柳はすぐにダブルレッグに入って中野をケージに押し込んでテイクダウンする。中野がケージまで移動して半身になって立ち上がろうとするが、青柳は中野の右足を超えてハーフガードでトップキープする。この態勢のままラウンド終了となった。

2R、中野がジャブを見せてサークリングし、青柳は遠い間合いから中野の前足を触りつつダブルレッグで押し込む。このまま青柳がテイクダウンを奪うと、中野の右足を超えてハーフガードでトップキープする。中野が半身になって立ち上がろうとすると、青柳は左腕を中野の背中から回してバックを狙うが、中野もケージに体を預けて立ち上がりながらヒザを蹴って離れる。

試合がスタンドに戻ると、青柳が前に出ながら左フック。中野も左フックを返し、細かいステップからジャブを繰り出す。青柳がスピニングバックフィストを狙うが空振り。中野は青柳のダブルレッグを切って、立ち際にヒザ蹴りと左ストレートを入れる。距離が離れると中野が左ミドル、左ストレートから右フックを返す。

中野はサークリングしながら左→右ストレート、左のヒザ蹴りから左ストレート、下がりながらの右フックと手数を増やす。前に出る青柳だが、中野が左ストレートから右フック、ボディへの左ミドル、ケージを背負う青柳にヒザ蹴りを突き刺す。バランスを崩した青柳が組みつこうとするが、中野はそれを切る。青柳がたまらずガードポジションんみ引き込むと、中野が鉄槌を連打してレフェリーストップを呼び込んだ。

試合後、中野は「楽しかったですか? 試合前は不安で苦しいなか戦っています。でも仲間と大事な人を守りながらやったら出来る。みんなも色々あると思うけどやったら出来る。一緒に頑張りましょう」と挨拶。来週RIZINを控える兄貴分のアーセンに勝利のバトンをつないだ。


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