【RIZIN LANDMARK11】後藤が左カーフを軸に削り続け、鹿志村の組みと寝技に対処して判定勝ち

2025.06.14

【写真】5分3Rフルに緊張感のあるMMA、後藤に軍配があがった(C)RIZIN FF

＜バンタム級／5分3R＞
後藤丈治（日本）
Def.3-0
鹿志村仁之介（日本）

お互いサウスポーの両者、鹿志村がジャブと右ミドルを見せる。後藤も右フックを繰り出し、左カーフを蹴る。後藤は細かいフェイントから左カーフ、ジャブを突き刺す。鹿志村もワンツーで前に出ると、後藤はカウンターの右フックを狙う。距離が離れると後藤が左カーフを蹴って、ジャブからワンツー、ジャブから左ボディを打ち込む。

これで鹿志村が下がると、後藤は深追いせずに左カーフを的確にヒットさせる。鹿志村もそのカーフに右フックを返すが、後藤はバックステップで距離を取って左カーフを蹴る。鹿志村が前に出てジャブを出すと、後藤は右ミドルを蹴り、上体のフェイントから左のロングフックを当てる。

後藤は左カーフ、左ストレート、左ストレートから返しの右フック。鹿志村が左ストレートで前に出ると、後藤は右フックを返す。さらに後藤は右ジャブから左ボディ、そして右の二段蹴り。鹿志村が蹴り足をキャッチしてテイクダウンすると、すぐに腕十字の態勢に入るがラウンド終了となる。

2R、後藤はジャブで前に出て左ストレート。鹿志村も右フックから組みつこうとする。離れた後藤は左カーフを連続で当て、鹿志村はじりじりと前に出てパンチからダブルレッグへ。後藤は反応よく切って立ち上がると、すぐに左カーフを蹴る。さらに後藤は右から左フック、右の前蹴り、左カーフ、右ボディから左ストレートへ。

前に出る鹿志村は後藤にケージを背負わせてダブルレッグへ入り、後藤が体を起こそうとしたところでがぶってダースチョークへ。後藤は鹿志村に足を絡ませさせず立ち上がる。試合がスタンドに戻ると後藤が左カーフ、左フック、鹿志村も右ミドルを蹴って、ジャブからダブルレッグに入る。これを切って立った後藤はすぐに左カーフ。鹿志村がジャブを当て、後藤はジャブから左ボディ。鹿志村もパンチを返すが、後藤は左カーフ、左ストレートを顔とボディに打ち分けて、左カーフを蹴る。

3R、鹿志村がジャブを突いて前に出る。後藤は左ボディストレート、ジャブと右ハイ、左カーフを蹴る。鹿志村は右フックからダブルレッグに入って、後藤に尻餅をつかせる。後藤はケージに体を預けつつ立ち上がり、鹿志村はバックへ。後藤が前転するようにして体を起こし、鹿志村をがぶるようにして立ち上がる。

鹿志村は後藤の左足にシングルレッグに入る形でケージに押し込む。後藤は鹿志村の顔をはがして距離を取る。試合がスタンドに戻ると後藤が左カーフ。鹿志村が左ストレートで前に出ると、後藤は右フックを返して左ボディと右の顔面前蹴り。後藤はサークリングしながら左カーフを蹴り、鹿志村がシングルレッグに入ってテイクダウンを狙いつつ、引き込んで展開を作ろうとする。

立ち上がった後藤はガードポジションの後藤にローを蹴り、後藤は顔面蹴り上げを見せる。ブレイク後、後藤が左ストレートと右の三日月蹴り、左のロングフック。鹿志村のダブルレッグを切るとすぐにサッカーボールキック。ガードポジションをとる鹿志村にローを蹴る。ブレイク後、後藤が右の前蹴りと回転蹴りを見せたところで試合終了となる。