【UFC316】メデロスがスイッチを交えた打撃で翻弄。右カーフを効かせてチョインスキーに判定勝ち
<ライト級/5分3R>
マルケル・メデロス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
マーク・チョインスキー(米国)
メデロスがすぐに前に出てプレッシャーをかける。チョインスキーは前蹴りで距離を取る。メデロスがジャブとワンツー、スイッチも織り交ぜて前に出る。チョインスキーもジャブを返すが、メデロスは下がらない。メデロスは細かいフェイントから右ヒザ、右カーフ、スイッチしてジャブからインロー、スピニングバックキック、右カーフと手数を増やす。メデロスはチョインスキーのジャブをバックステップでかわし、左から入って前蹴り。
チョインスキーも右フックを打ち返しつつ右カーフ、ジャブからワンツーで前に出て、シングルレッグからバックへ。チョインスキーはスタンドのままメデロスの背中に飛び乗って両足をフックし、右手を首に回してRNCを狙う。ここはポジションが悪いと判断してか、チョインスキーは一度足のフック外し、ボディロックでメデロスをケージに押し込む。ここはメデロスが正対して離れる。
メデロスが右カーフを2発を蹴り、チョインスキーは左フックと右ヒザ蹴り。メデロスがスイッチしながら左フック、小刻みにスイッチして前蹴りを突き刺す。チョインスキーは右の前蹴りと右ストレート。メデロスが下がりながら右カーフを蹴り、チョインスキーはそこに右ストレートで飛び込んで返しの左フック。メデロスがジャブとワンツーを当てた。
2R、メデロスは前蹴り、スピニングバックキック、右カーフと蹴りを繰り出す。チョインスキーは右ストレート、ジャブとワンツーで前進。メデロスは飛びヒザ蹴りのフェイントを見せる。チョインスキーは変わらず前に出て右カーフ、メデロスは蹴りのフェイントを入れて、ジャブからワンツーを当てる。チョインスキーも右を打ち返すが当たらない。メデロスは飛びヒザからスーパーマンパンチ、ワンツーで前に出る。
チョインスキーはガードを固めて右ストレートから左フックにつなげ、メデロスもそこに左フックを合わせる。距離が離れるとメデロスが右カーフ、シングルレッグのフェイントも入れる。さらにメデロスは右を打って返しの左フック、左右にサークリングする。チョインスキーは右→左フックからシングルレッグに入る。メデロスはそれを切って離れ、ジャブからワンツー。右カーフを蹴り込むとチョインスキーが転倒する。
そこにメデロスがパンチを落とし、体を起こしたチョインスキーをがぶる。立ち上がったチョインスキーに対し、メデロスはジャブとワンツー、左アッパーから右ストレート、左かジャブから右のヒザ蹴りを突き上げる。さらにメデロスはスイッチしながらインカーフを蹴る。チョインスキーは右ストレートで前に出るが、メデロスの右カーフを蹴ると再び倒れ込んでしまう。
ここはチョインスキーがシングルレッグに入り、ヒジをもらいながらもバックへ。1Rと同じようにスタンドバックで両足をフックするが、メデロスがチョインスキーを前方に落とす。試合がスタンドに戻るとメデロスが右カーフをヒットさせ、ここもチョインスキーがダウン気味に倒れる。すぐに立ち上がるチョインスキーだが、メデロスがインカーフを蹴る。完全に前足を効かされているチョインスキーだが、右ストレートで前に出る。
3R、チョインスキーが左ハイ、ジャブから右ストレート、シングルレッグに入るが、メデロスが離れる。メデロスはチョインスキーのあ撃をバックステップでかわして右カーフを蹴る。これでチョインスキーが倒れてガードポジションを取る。メデロスはそこにカーフを蹴って、さらにチョインスキーの足を踏みつける。立ち上がったチョインスキーがメデロスに組みつくが、ここもテイクダウンできずにメデロスが離れる。
メデロスはジャブと右カーフ、チョインスキーは右ストレートで前に出る。メデロスはジャブと左右のカーフ、右の前蹴り。チョインスキーは右ストレートからダブルレッグに入るがここもテイクダウンできない。距離を取られるチョインスキーだが再びダブルレッグから足をからテイクダウンして一気にマウントへ。メデロスの左脇を開けさせて肩固めを狙う。
メデロスは半身になって自分の脇にチョインスキーの手を挟んで殴られないようにディフェンスする。腕を抜いたチョインスキーはパンチを落とし、右手をメデロスの首に回してRNCへ。ここもメデロスはチョインスキーの左手を持って凌ぎ、立ち上がる。最後はチョインスキーがメデロスをケージに押し込んで後ろからパンチを入れたところで試合終了。多彩な蹴りとスイッチも交えたステップで翻弄し、右カーフを効かせたメデロスが判定勝利を収めた。