【DEEP124】打撃のヒット数を重ねた五明、ノーガード&キムラ狙いの中村を判定で下してGP準決勝へ
【写真】お互いの持ち味が出たスリリングな展開を五明が制した(C)MMAPLANET
<DEEPフェザー級GP1回戦/5分3R>
五明宏人(日本)
Def.5-0:29-28.29-28.30-27.29-28.28-28(五明).
中村大介(日本)
サウスポーの五明が右の関節蹴り。中村はガードを下げた構えからジャブと右ストレート、インローを蹴る。五明は左ストレートと左ハイ。ここから五明が左フックを当てて一気にパンチをまとめると、中村がバランスを崩す。中村は五明に背中を見せつつ、五明の左腕にキムラロックを狙い、五明は距離を取りながら中村を立たせてパンチを連打する。
ここで中村も右フックを当てて、組みつく五明の左腕をキムラロックに取る。五明は中村を寝かせつつ、ケージに中村を押し込んで離れる。試合がスタンドに戻ると中村がノーガード前進。五明が左ストレートから右フック、距離を取りつつ左ストレートを放つ。ノーガードで頭を振りながら前に出る中村だが、五明が右フック・左ストレートからパンチをまとめる。
2R、五明が右の関節蹴りと左の前蹴り。中村は蹴り合いをキャッチしてグラウンドに引き込もうとするが、五明は左足を抜いてスタンドに戻す。中村がノーガードで前に出ると、五明が左ストレートを合わせ、中村の右の蹴りには右フックを狙う。中村はノーガードで距離を詰めて組みつくと、五明の右腕を小手に巻いて投げを狙う。
さらに中村は五明に背中を見せつつ右腕にキムラを狙う。中村はそのままグラウンドに引き込みつつ、腕が抜けるとスタンドで五明のバックにつく。ここから中村は五明の左腕にキムラを狙うが、五明は腕を外して離れる。試合がスタンドに戻ると中村がノーガードで右ストレートを振って前進。五明が左ストレートを伸ばすが当たらない。
3R、中村が右ストレートと左フックでインファイトを仕掛ける。五明も左ストレートと右フックを返し、この左から連打をまとめる。中村はバックステップでクリーンヒットを許さず、逆に右ストレートから左フックを当てる。さらに中村は右ミドルと左フック、五明のかけ蹴りやワンツーを空振りさせる。五明は中村の右ミドルをキャッチして中村のバランスを崩し、すかさずサッカーボールキックを蹴る。
そのままパンチを落とそうとする五明だが、中村は下から足関節を狙いながら立ち上がる。試合がスタンドに戻ると中村がノーガードで近づいて五明の左ストレートに右のテンカオ。右足を取って亀になると背中を見せつつ、正対してハーフガードでトップキープする。中村は五明に絡まれている左足を抜きながらRNCへ。
五明もこれをディフェンスして正対してインサイドガードへ。立ち上がった五明がジャンプしての踏みつけ、右のサッカーボールキック、パンチを落としたところで試合終了となった。判定は5-0で五明が勝利。ベテラン中村を下して準決勝に駒を進めた。