【Gladiator030】フライ級=今井健斗✕和田教良、ライト級=ヅッキーニョス✕八木の国内サバイバル対決!!
【写真】どちらがスクランブルで勝るか、タフなフライ級戦だ(C)MMAPLANET
10日(月)、4月6日(日)に大阪府豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR030の追加カードが発表されている。既にルキヤ✕神田T800周一。小森真誉✕ナルエル・ガンドルフィ、岩倉優輝✕ダギースレン・チャグナードルジの3試合が明らかとなっている同大会。
Text Manabu Takashima
今回のリリースでは今井健斗✕和田教良のフライ級戦。チハヤフル・ヅッキーニョス✕八木敬志のライト級戦という3回戦が2試合に加え、グラジ発となるMMAグローブ着用のキックボクシング国際戦=70キロ契約戦、荒尾裕太✕キム・フェグンが実施される。
1月大会でオトゴンバートル・ホルドバートルとのフライ級王座決定戦に抜擢されたものの、ボディへのヒザ蹴りからパウンドアウト負けを喫した今井が、グラジ・フライ級王座の目指し仕切り直しの一戦で和田と戦うことが決まった。
和田は昨年フライ級王座決定トーナメントに出場し、初戦で去年のRoad to UFCフライ級を制したチェ・ドンフンに敗れた。さらに7月はNavEとの同王座決定戦が流れたオトゴンバートルとの一戦に漢気挑戦を果たすも、ここでもTKO負けを喫した。
それでもUFCレベルにあるアジア勢との戦いで一皮剥けたといっても過言でない和田は10月に韓国のRING FCに参戦し、K-MMA界期待のソン・ミンソォにスプリットで競り勝っている。和田は引き続きRINC FCに出場し、フライ級王座に挑むという意志を持っていたが、同プロモーションでは10月大会以降3月、4月と次回大会の流れたことで、再びグラジで戦うことを決めた。
オトゴンバートルがRoad to UFC出場に向けて、待機中のグラジ・フライ級戦線でスクランブル戦を制し、頭一つ抜け出すのは今井か和田か、興味深い一戦だ。
またフェザー級からライト級に転向し、その初戦で岩倉に判定負けを喫したヅッキーニョスは、八木との京都対決に臨む。グラジのアジア路線で、国際戦を含めタフな戦いを続けてきたヅッキーニョスが、フィジカルで圧倒的に上回ることが予想される八木を相手にライト級の戦いができるのか。実績の差は関係ない、タフな戦いを強いられるかもしれない。
なお今回出場が発表された6選手中、八木以外のコメントが同リリースに寄せられているので紹介したい。
今井健斗
「前回はタイトルマッチで不甲斐ない試合をしてしまったにも関わらず、強い選手と試合を組んで頂きありがとうございます。和田選手は強敵ですが、しっかり結果を残してもう一度GLADIATORのタイトルを目指します」
和田教良
「今井選手は若くて名古屋DEEP等でメインを張ってもいる選手で、いつか戦いたいと思っていました。ただし、GLADIATORで戦うことになるとは思ってもいなかったです。今回は試合を組んでくださり、ありがとうございます。いい感じに練習できていますので期待しといてください!」
チハヤフル・ヅッキーニョス
「連敗を喫した僕にすぐにチャンスを与えていただきありがたく思います。八木選手は勢いに乗っていて、僕の課題であるフィジカル系ファイターなので試合が楽しみです。僕にとっては生き残りマッチだと思っていますので、しっかりフィニッシュして実力を示したいと思います。ライト級上位勢と戦うために、この試合で復活します!!」
キム・フェグン
「チャンスを下さったGLADIATORの皆様に感謝致します。プロになって初めての日本での試合で、初めてのMMAグローブ試合ということもあり不安もありますが、凄く楽しみです。相手選手は身長が高く、キックが上手いタイプで難しい試合になると思いますが、KOできなければKOされる覚悟で戦いますので、応援宜しくお願い致します」
荒尾裕太
「今回初めてGLDIATORに参戦させて頂くことになり、大変感謝しております。対戦相手は若さと勢いのある素晴らしい選手だと思います。ですが、恐れることはありません。自分自身を信じ、試合まで頭と体を最大限に高め、集中して勝利を掴みに行くだけです」