【DEEP123】青井人がサッカーボールキック→がぶりからの右アッパーで芦田崇宏をパウンドアウト
【写真】一瞬のキワで繰り出したサッカーボールキックが勝負を決めた(C)MATSUNAO KOKUBO
<フェザー級/5分3R>
青井人(日本)
Def.2R2分26秒 by TKO
芦田崇宏(日本)
サウスポーの芦田が細かくパンチを見せて左ミドルとインローを蹴る。青井は左フックを返して右のフェイントを入れる。芦田が青井の前足に左右のローを集めると、青井はジャブをボディに振って右ストレートを打つ。青井は右ストレートで飛び込んで返しの左フック。芦田は左ミドルとインローを蹴るが当たらない。ここで左目の上をカットした芦田にドクターチェックが入る。
再開後、青井は前後にステップしてジャブと左フック、ワンツーで飛び込む。さらに芦田の左ストレートをかわし、左ミドルをキャッチして軸足払いを見せる。青井は右ストレートから入って左フックを返す。芦田は青井が左フックでステップインするところに左フックを狙う。芦田はスピニングバックキックとインロー、青井が前に出てくると右の前蹴りで突き放す。青井はじりじりと前に出て右ストレートと右ミドル、芦田の左ストレートをかわしてパンチをまとめる。
2R、青井が左フックから右ストレート、芦田はジャブを上下に振って蹴りにつなげる。青井も右ミドルを蹴って右ストレート、お互いの左が交錯してバランスを崩すが、どちらもすぐに立ち上がる。芦田はインローと左ミドル、青井は右フックと右ストレート、右の飛びヒザ蹴りも見せる。
芦田は右アウトローと前蹴りを見せ、左ハイ。青井が左フックを返すと、これをかわした芦田がバランスを崩す。ここで青井は間髪入れずにサッカーボールキック。これが芦田の顎先をかすめて後方に倒れる。青井は一気にパンチを連打し、芦田が体を起こしてきたところをがぶって右アッパー。これで芦田がばったりと後方に崩れ落ち、青井が追撃したところでレフェリーが試合を止めた。
試合後、青井は「タイトルマッチの試合内容が納得いかなくて、こうはならないぞと思ってやってきて、しっかり倒せていい試合を見せられたかな。まだまだ強くなってもっともっと面白い試合をするんで応援よろしくお願いします」と語った。