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【Road FC70】マゴメドフ、後半失速もネンディンエルデンを振り切って判定勝利。グローバルT決勝進出

【写真】蹴り&テイクダウンでマゴメドフが勝利し、トーナメント決勝へ(C)ROAD FC

<Road FC グローバル70キロT準決勝/5分3R>
カミル・マゴメドフ(バーレーン)
Def.2-1
ネンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

マゴメドフが前後のステップから構えをスイッチして回転しながらのハイキックを蹴る。ここからマゴメドフはダブルレッグでネンディンエルデンをケージに押し込み、シングルレッグ→ボディロックでテイクダウンを狙いながらバックにつくと両足をフックしてRNCへ。

ネンディンエルデンも首に回って腕を外してディフェンスするが、マゴメドフはマウントへ移行する。ネンディンエルデンも足を入れてフルガードに戻すが、マゴメドフは細かくボディと顔にパンチを落とし、トップキープを続ける。

マゴメドフはネンディンエルデンの頭をケージに向けて立ち上がり、ネンディンエルデンの蹴り上げを捌いてパンチを落とす。最後はマゴメドフが腰を上げた状態からパンチを落としてラウンド終了となった。

2R、ネンディンエルデンがジャブから前に出る。マゴメドフは下がりながら左ハイとミドルを蹴り返す。ネンディンエルデンはインローを当て、マゴメドフは左ミドルと前蹴りで距離を取る。ネンディンエルデンがパンチで前に出てくると、マゴメドフは組みついてボディにヒザ蹴り。続くネンディンエルデンの蹴りを取って左フックを合わせつつ、テイクダウンを奪う。

そのままサイドポジションを取ったマゴメドフはマウントへ移行。ネンディンエルデンも足を戻してクローズドガードにするが、マゴメドフは頭をつけてトップキープしながらパンチを落とす。ここでレフェリーがブレイクを命じる。

試合がスタンドに戻ると、ネンディンエルデンがパンチでプレッシャーをかけて右ストレート、マゴメドフは前蹴りで距離を取り、ネンディンエルデンのパンチに合わせて組み付き、離れ際に左ミドルを蹴る。終了間際、ネンディンエルデンがワンツーで飛び込む。

3R、ネンディンエルデンがボディへのジャブから右ストレーと。マゴメドフはスピニングバックキックを見せる。ネンディンエルデンがパンチで前に出ると、マゴメドフは頭を下げるような左右のフック。ネンディンエルデンは続くマゴメドフのテイクダウンを切り、打撃のプレッシャーをかける。

マゴメドフは下がりながら組みつくが、自らガードポジションで引き込む。ネンディンエルデンは立ち上がってパンチを落としつつ、インサイドガードに収まる。ここからネンディンエルデンは足関節を仕掛けつつトップキープを続け、自ら立ち上がって、スタンドを要求する。試合がスタンドで再開になるとネンディンエルデンが右カーフ、マゴメドフはダブルレッグに入るが、ここも自らガードポジションに引き込む。

マゴメドフはガードから腕十字を狙うが極まらない。ネンディンエルデンは腕を抜いてパンチを落とし。ここでも足関節を仕掛ける。これは極まらなかったが、ネンディンエルデンはインサイドガードでトップキープして細かくパンチを落とす。残り10秒でマゴメドフが腕十字と足関節を狙うが極まらない。このまま試合終了となり、マゴメドフがネンディンエルデンを判定で下し、決勝に勝ち進んだ。


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