【UFC308】マゴメドフがリーチを活かした打撃で先制。フェレイラの反撃を凌いで、3Rに肩固めで勝利
<ミドル級/5分3R>
アブス・マゴメドフ(ドイツ)
Def.3R3分14秒 by 肩固め
ブルーノ・フェレイラ(ブラジル)
リーチで15㎝上回るマゴメドフがスイッチしながら、蹴りのフェイントで前に出る。フェレイラも細かく構えをスイッチする。マゴメドフはフェレイラがオーソドックスになると右カーフ、フェレイラはサウスポーからパンチで飛び込もうとするが距離が遠い。
マゴメドフはフェレイラがオーソドックスになると必ず右カーフを蹴り、パンチのフェイントから左ハイにつなげる。さらにマゴメドフはサウスポーにスイッチして左カーフと左ハイ、フェレイラもマゴメドフの蹴りに右ストレートで飛び込むが当たりが浅い。逆にマゴメドフが右ストレートから左フック、フェレイラのワンツーにワンツーを返す。
2R、マゴメドフはサウスポーに構える。フェレイラは前蹴りのフェイントから左ストレートで前に出る。マゴメドフも左ストレートを打ち返す。フェレイラは歩くようなパンチで距離を詰めて右フック。マゴメドフは左ハイとカーフキックを蹴るが、フェレイラが踏み込んでの前手の右ストレートを当て、追撃の右ハイキックを蹴る。
これを被弾したマゴメドフだったが、シングルレッグでフェレイラをテイクダウン。フェレイラのギロチンを外してトップキープすると、フェレイラが背中を見せて立とうとするところでバックにつく。ここはフェレイラがマゴメドフを前に落とすようにして立ち上がる。
試合がスタンドに戻るとフェレイラが右フック、左ミドルを蹴って左ストレート。マゴメドフのテイクダウンを切ると、歩くような右フックを当てて左ストレート。ここからパンチをまとめてスピニングバックエルボーを繰り出す。
これは空振りに終わり、マゴメドフが背中を見せたフェライラのバックについてキープ。フェレイラが立とうとするところを寝かせてインサイドガードでトップキープする。
3R、フェレイラは足を上げるフェイントから距離を詰めて、組みつくマゴメドフのボディにヒザを突き刺す。マゴメドフは遠目から左アッパーを当てるが、フェレイラは下がらない。
マゴメドフは左ボディ、フェレイラは右アッパーから左ストレートで前に出るが、マゴメドフが組みついてテイクダウンを奪う。フェレイラが背中を見せて立とうとすると、マゴメドフは足を入れてバックキープする。
ここからマゴメドフがRNCを狙い、フェレイラは足のフックを外して立ち上がる。試合がスタンドに戻ると、マゴメドフはすぐにダブルレッグでテイクダウンして一気にマウントへ。ここから肩固めを極めて、フェレイラからギブアップを奪った。