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【PFL SF01】Bellator王者エブレンがバックコントロールで無限ループ。エドワーズに判定勝利して王座防衛

【写真】エブレンがバックコントロール&TDを繰り返して勝利を掴んだ(C)PFL

<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョニー・エブレン(ブラジル)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47
[挑戦者]ファビアン・エドワーズ(英国)

サウスポーのエドワーズに対し、エブレンが右ストレートと右ミドルを見せる。エドワーズもインローと左の前蹴り、エブレンの右ハイに左ストレートを返す。エブレンは右を振って前に出て右ハイ、エドワーズは左ストレートを狙う。エブレンもエドワーズの蹴りに右ストレートを合わせ、左腕を差してエドワーズをケージに押し込む。

離れたエドワーズに対し、すぐに右で詰めるエブレン。右ハイを蹴ってダブルレッグに入り、エドワーズの体を持ち上げるようにテイクダウンする。背中を見せて立ち上がるエドワーズに対し、エブレンはバックコントロール、持ち上げてマットに叩きつける。ここもすぐにエドワーズが立ち上がるが、再びエブレンが持ち上げてテイクダウンし、最後はその立ち際にエブレンが細かくパンチを入れてラウンド終了となった。

2R、エドワーズが右ジャブから左の前蹴り、右のアウトローを蹴る。エブレンは大きな左フックを見せつつ前に出る。エドワーズは左ストレートを当てるが、前に出るエブレンが右ストレートからダブルレッグで組みつく。エドワーズが距離を取ろうとするが、エブレンはシングルレッグでしつこく組んでテイクダウンする。エブレンはエドワーズの右足を超えてハーフガードになり、左腕を腰に回してトップキープする。

エドワーズが亀になって立ち上がると、エブレンが持ち上げてテイクダウンしてバックから殴る。残り1分30分でエドワーズが立ち上がり、エブレンが持ち上げてテイクダウンする。ここもエドワーズが立ち上がってクラッチを切って正対する。試合がスタンドに戻ると、互いにインローを蹴り合い、そこにストレートを狙う。エブレンが右ストレートで飛び込むと、エドワーズは左アッパーや左ストレートを狙う。

3R、インローの蹴り合いから、エドワーズが左ストレートからパンチをまとめ、左の前蹴り。エブレンは右ストレート見せ、エドワーズはエブレンのローに左ストレートを返す。エブレンはジャブを伸ばし、エドワーズも左ストレートと左アッパーを返す。

エドワーズはエブレンの右ミドルをブロックして左ストレート、左の三日月蹴りを立て続けに当てる。エブレンはダブルレッグで組みついてテイクダウンし、亀になるエドワーズのバックにつく。離れたエドワーズは左の三日月蹴りと左ハイ、ワンツーから左のヒザ蹴り、エブレンも左フックから右、シングルレッグに入る。

4R、エドワーズは前足にローを集めて左の三日月蹴り。エブレンは右ストレートで飛び込んで、スピニングバックキック、右ストレートにつなげる。エドワーズは左の三日月蹴りと左ストレート、前に出るエブレンは右フックからシングルレッグに入ってテイクダウンする。

すぐにサイドを取ったエブレンは亀になるエドワーズのバックにつく。エドワーズが立ち上がると、エブレンが持ち上げてテイクダウン。このラウンドもこれを繰り返し、時間が過ぎる。残り20秒でエドワーズが距離を取り、左の三日月蹴りと左のヒジで攻めるが、有効打はない。

5R、エドワーズが左の三日月蹴りからパンチをまとめる。ここでエドワーズにアイポークがあり、エブレンにインターバルが与えられる。再開後、エドワーズは左の三日月蹴りを当て、エブレンは右フックからシングルレッグへ。これを切ったエドワーズが左の三日月蹴りを蹴るとローブローとなる。

再開後、エドワーズが左の三日月蹴りとストレートで前進。エブレンも下がりながら右を返す。エドワーズは左ストレートから右フック、三日月蹴りとパンチでボディを狙い、左かパンチをまとめてヒザ蹴りまでつなげる。エブレンも右を返すが、エドワーズの三日月蹴りがもろに入る。

ここから前に出るエドワーズは左からパンチをまとめ、クリンチになると左ヒジとアッパー。これを受けるエブレンだが右を打ち返してシングルレッグで押し込む。最後は四つ組みでヒザを蹴り合い、エブレンがエドワーズをケージに押し込んで試合終了となった。判定は3-0でエブレンが勝利。エドワーズの挑戦を退けて3度目の王座防衛に成功した。


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