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【PFL CS02】PFLアフリカ旗揚げはCSとドッキング。エブレンが持つベルトはどこの世界王座???

【写真】昨年10月には当然のようにBellatorのベルトを肩にかけていたエブレン(C)PFL

7日(水・現地時間)、PFLが7月26日(土・同)に南アフリカはケープタウンのグランドウェスト・アリーナでPFL Africaの旗揚げとPFL Champion Series02の開催と対戦カードを発表している。
Text by Manabu Takashima

明日9日(金・同)にサウジアラビアのジェッダでPFL MENA、そして10日(土・同)にPFL Europeの2025年シーズン初戦を実施するPFLが、フランシス・ガヌーをリーダーにアフリカ大陸進出の一歩を示すイベントがついに決まった。

メインはジョニー・エブレンの持つ世界ミドル級王座にカステロ・ヴァン・スティーニスが挑戦する。エブレンはご存じのようにPFLがブランドを畳んだBellatorの世界ミドル級チャンピオンで、同時にPFL vs BellatorのSuper Beltの持ち主だ。


今回のリリースにはBellatorの文字はなく、ただミドル級ワールドタイトルと謳われグラフィックにはPFLワールド王者と刻まれたベルトがデザインされている。一方でコメインの女子フライ級ノンタイトル戦でスミコ・イナバと相対するダコタ・ディチェバの肩書は2024年PFLワールドチャンピオンとなっている。

現状、最後のBellator世界チャンピオン達はヘビー級王者ライアン・ベイダーがRIZIN男祭りのリング上で大晦日出場を発表し、フェザー級王者パトリシオ・フレイレは既にUFCの上がった。バンタム級王者パッチー・ミックスはリリースを要求中。ライトヘビー級チャンピオンのコーリー・アンダーソンも試合が組まれないことに対して、公に不満を述べている。

UAEとダゲスタン、ムスリム連合として関係の強さを考えると、ウスマン・ヌルマゴメドフ、ラマザン・クラマゴメドフというライト級&ウェルター級王者は残留する可能性が高い(のか?)。いずれにせよ、エブレンは大会当日どのようなベルトを巻いてケージに登場し、彼の持つタイトルがPFL年間チャンピオンとどのような相関関係になっていくのか。PFLのかじ取りも、気になるところだ。

また同時開催となるPFL Africa第一弾はヘビー級とバンタム級の8人トーナメントのうち初戦の顔合わせ2試合ずつが明らかとなっており、前BRAVE CFバンタム級王者ンコシ・ンデベレが母国でPFLデビューを果たし、モロッコのアフデラマン・エラシディと対戦することも決まっている。

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