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【Breakthrough Combat04】山崎蒼空の相手はインドネシアのスラム出身ザヒド・マフメドに!!

【写真】岐阜在住のインドネシア人選手マフメドとの対戦に(C)PROGRESS & MMAPLANET

7日(水)、Progress実行委員会より14日(水)に開催&配信されるBreakthrough Combat04で山崎蒼空がザヒド・マフメドと対戦することが発表されている。
Text Manabu Takashima

山崎は当初、前回大会で上田将年に判定勝ちした元Black Combatフライ級王者イ・ジュンヨンと対戦予定だったが、そのイ・ジュンヨンが右手の小指を骨折し出場がかなわなくなっていた。

ビザの関係もあり国際戦は組めず、国内で代替選手を探していたが、キャリア6勝0敗の山崎の相手はなかなか見つからなかった。実際、Progress長谷川賢は「このレコードの選手と、ショートノーティスで戦う選手はいない」という反応もあったという。

加えて水曜日開催もネックとなり、対戦の意志がある選手も勤め先から許可がおりないということもあったそうだ。そんななか山崎との戦いに名乗りを上げたのが、岐阜県大垣市在住のインドネシア人ファイター=マフメドだった。

リリースによると、マフメドは1999年2月生まれの26歳。インドネシアはスマトラ島パレンバン出身で日本に初めてやってきたのは3歳の時だそうだ。母国と日本を行き来していたマフメドは12歳になってから日本に拠点を置くようになった。

インドネシアでは午後9時を過ぎると蝋燭で灯を取る必要があるというスラムで育ったマフメドは、侍マーク・ハントこと桑原清氏率いるteam侍で格闘技を始め、4年の経験を持つ。その桑原氏によると「5分のMMAは初めて」というマフメドは地下格で戦い、キックの戦績は8戦7勝1敗(4KO)で、今回が本格的なMMAデビューとなる。

圧倒的に山崎が有利と予想されるが、喧嘩の強さと組み対策が勝負として成立するかどうかの鍵となろう。

以下、リリースに寄せられた両者の意気込みだ。

山崎蒼空
「前回大会に引き続き参戦させていただきありがとうございます。予定された相手と変更になりましたが前回とは全く違う自分を見せて圧倒的な勝利を約束します。また急遽、試合を受けてくれたマフメド選手、ありがとうございます」

ザヒド・マフメド
「俺はインドネシアから夢を背負ってここに来ました。このリングの上では、国も名前も関係ない。ただ強いかどうかだけです。相手に敬意を持って、全力で倒しにいく。それが俺のスタイルだから。山崎選手に特に興味なく調べても無いし、急遽の試合なので自分の持っている力を出すだけです」

■視聴方法(予定)
5 月14日(水)
午後6時00分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat04対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ジョン・オルニド(フィリピン)
熊崎夏暉(日本)

<フライ級/5分3R>
ザヒド・マフメド(インドネシア)
山崎蒼空(日本)

<バンタム級/5分3R>
石井逸人(日本)
上田祐起(日本)

<バンタム級/5分3R>
ガドウィン・ランバヤン(フィリピン)
竹本啓哉(日本)

<Progress暫定ウェルター級選手権試合/5分3R>
[暫定王者]森戸新士(日本)
[挑戦者]イ・ソンハ(韓国)

<Progress フェザー級/5分2R>
大脇征吾(日本)
椿飛鳥(日本)

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