【ONE FN25】アーセルが判定勝利で二コラの無敗記録をストップ!リベンジ達成&キック王座返り咲き
【写真】今年4月の初対戦と同じく接戦となったが、今回はアーセルに軍配が上がった(C)ONE
<ONEキックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[挑戦者]レギン・アーセル(スリナム)
Def.3-0
[王者]アレクシ・ニコラ(フランス)
アーセルが距離を取りながらローと左ミドル。アーセルがスイッチすると、ニコラは奥足ローと左ミドルを蹴る。アーセルがオーソドックスに戻すと、二コラはアーセルの前足にカーフを集める。
二コラは右ストレート狙い、アーセルはプレッシャーをかけて右ロー、サウスポーから左のヒザ蹴りで前に出ていく。二コラはステップを使ってインロー、アーセルは左ハイを当てると追撃の左フックも当て、一気に距離を詰める。
2R、アーセルはサウスポーに構える。二コラは右ミドルとインロー、右ストレートを当てる。アーセルもインローを蹴り返すが、そこに二コラが右からパンチをまとめる。アーセルはオーソドックスからの右フックを当て、距離を詰めていく。二コラはスピニングバックフィストと左ミドル、アーセルは右を振って下がらせる。
二コラが左ミドルを蹴ると、アーセルが右ストレートを当てる。二コラは距離が詰まると左右のボディ、インローを当てる。アーセルも二コラの左ミドルを受けてパンチを返し、二コラも右アッパーや左フックを返す。二コラがボディブローと右のヒザ蹴り、アーセルは右を返すが空振りが多い。
3R、アーセルはオーソドックスに構えて右ローを蹴る。二コラは右ローと左ミドル、アーセルはインローを蹴る。二コラは右のヒザ蹴りと右ストレート、ジャブを突いて右ボディアッパー。アーセルは右を当てて前に出る。ここでアーセルのぺースになるかに思われたが、二コラも下がりながら右を当てて譲らない。
二コラはアーセルのローを受けて、アーセルのボディにパンチをまとめる。さらにアーセルの右ローに対し、二コラは右ストレート、距離が詰まるとヒザ蹴り。ミドルの蹴り合いから、アーセルが二コラのジャブに右フックをかぶせ、二コラは右ストレートと右ハイ、右の飛びヒザ蹴りで距離を詰めた。
4R、アーセルはここもオーソドックスに構える。二コラはジャブと右カーフ、アーセルは左ミドルと右ローを返す。距離を取るアーセルが右ローを蹴って、二コラは前足へのローで距離を詰める。さらに二コラは右フックを振って、左右のミドルにつなげる。アーセルもジャブとワンツー、二コラはインローと左ミドル、お互いローを蹴り合う。
二コラはジャブを突いて右ハイ、身体を振って左右のフックで前に出る。ここから我慢比べのようなローの蹴り合いから、二コラがミドルを蹴って左右のボディでアーセルをコーナーに詰める。終盤、二コラが左右のストレートで前に出て、両者ともに近い距離で打ち合った。
5R、二コラがジャブと左ボディ、左ミドルで前に出る。アーセルもローを返して、右フックを返す。二コラはジャブとミドル、アーセルは下がりながらローと左ミドルを蹴る。二コラはジャブと右ストレートで前に出て、左ミドルと右ローを蹴る。パンチの手数を増やしていく二コラ。アーセルも左フックを打ち返す。二コラは右ハイキック、アーセルは下がりながらローを蹴り続ける。
二コラは前に出て手数を増やす。アーセルは下がりながら右ヒザ、二コラはワンツーから前に出てスピニングバックフィストと右ハイ、最後までお互い攻撃をやめずに打ち合い、試合が終わると両者ともにコーナーにのぼって、自分の勝利をアピールした。判定は3-0でアーセルが勝利。二コラに初黒星をつけると共に、アーセルが王座返り咲きを果たした。