【DEEP121】ストロー級の台風の目となるか? 初参戦・中務修良が6連勝中の多湖力翔に判定勝利
【写真】多湖にローブローによる減点もあったが、中務が最大3ポイント差をつけての判定勝利を収めた (C)MMAPLANET
<ストロー級/5分2R>
中務修良(日本)
Def.3-0:20-17.20-17.20-17.
多湖力翔(日本)
サウスポーの両者、中務がインローと左ストレートで前に出ていく。多湖も右ハイキックを返してパンチを狙いつつ、組みになると左腕を差して中務をケージに押し込む。中務はケージに体を預けてテイクダウンディフェンスしつつ、ヒザを蹴っていくが、これがローブローとなる。
スタンドでの再開後、多湖がパンチで前に出ていく中務に左のカーフキック。中務が右フックを当ててダブルレッグでテイクダウンを奪う。中務は多湖の右足を超えてハーフで抑え込むが、多湖も足を戻して三角絞めを狙う。中務は多湖の頭をケージに押し付けて細かくパンチを入れる。多湖は足をクラッチしているものの極める形を創ることが出来ない。中務は終了間際に立ち上がって距離を作って右のパンチを落とした。
2R、中務が左ストレートから前に出ていく。多湖はジャブを返して左のカーフを蹴る。中務はダブルレッグも狙いつつ、左のカーフと左ストレート。多湖は右フックと左カーフ、中務は右を見せてダブルレッグへ。多湖はニンジャチョークを狙いつつ、ガードになるとすぐ横三角の形で足をクラッチする。
中務は多湖の顔を右ヒザで潰してクラッチを外してサイドポジションで抑え込む。ここから中務はマウントへ移行するが、多湖がブリッジでポジションを返す。ガードポジションになった中務はケージに体を預けて立ち上がり、多湖のヒザ蹴りがローブローとなってしまう。中務にはイエローカード(減点1)が提示され、試合がスタンドで再開される。
多湖が左のカーフキック、中務は左フックを返す。中務はダブルレッグから組みついて首相撲からヒザ蹴り。再び中務がダブルレッグに入るが、切った多湖がバックついてRNCを狙う。中務は多湖を前方に落としてトップポジションを取ると、立ち上がってパンチを落とす。ここで試合終了となり、判定3-0で中務が勝利を収めた。