【DEEP121】鹿志村が力也をRNCで仕留めて「あれから俺、ここまで頑張って良かったなと思えています」
【写真】しっかりテイクダウンから一本勝ち(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分2R>
鹿志村仁之介(日本)
Def.1R2分14秒 by RNC
力也(日本)
サウスポーの鹿志村に対し、力也が一気に距離を詰めた。鹿志村はサークリングしながらダブルレッグで組みつき、力也に尻もちを着かせる。鹿志村の首を抱えながらケージ際まで下がる力也だが、両足を畳まれているために立ち上がることはできない。力也がマットに背中を着け、ギロチンで絞め上げる。しかしハーフガードのため極まらないか。パウンドで削りながら首を抜き、マウントを奪取した鹿志村が強烈なパウンドからバックマウントへ。そのままRNCでタップを奪った。
勝ち名乗りの前に、両手首をつけて手錠をかけられているようなポーズをとる鹿志村——「俺の中ですっごい気持ちの込もった試合で、前回DEEPに迷惑をかけました。試合を飛ばしました。あれから俺ここまで頑張って良かったなと思えています。このチャンスをくれた佐伯社長、ありがとうございます。今後もDEEP、RIZIN……11月に名古屋があると聞いているので、俺を出してくれないかなぁとか頭に描いています。現実はそう簡単にいかないことは知っているので、とりあえず今は自分が大好きなMMA、寝技で極めるMMAを極めていきます」と挨拶した。