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【Gladiator027】計量終了 タイトル&トーナメント戦&国際戦&プレリミ――パク・サンヒョンのみ計量失敗

【写真】古賀珠楠×澤田政輝、上田祐起×福井竜郎戦、ルキヤ×上野滉太戦、土本暉弘、鶴屋健人、磯嶋祥蔵らプレリミも楽しみな明日のグラジだ(C)MMAPLANET

明日7日(土・現地時間)、大阪府豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR027の計量が同市のSMOKER GYMで行われた。
Text by Manabu Takashima

メインのバンタム級選手権試合、フェザー級次期挑戦者決定戦および同リザーブ戦、そしてフライ級の国際戦と6試合がメインカードで組まれている同大会。

猛暑日、加えて湿度は47パーセントという大阪の地で迎えた計量だが、その暑さを利用し200グラムオーバーで大阪入りしたGLADIATORバンタム級王者の竹本啓哉は、計量前のジョグで体重を落としきり今回は本計量でパスをした。

一方、チャレンジャーの竹中大地は竹本と同じ61.1キロでパス。また昨年のフェザー級王座決定トーナメント決勝を計量オーバーで不戦敗→ノンタイトル戦で敗れたダギースレン・チャグナードルジは悪夢を払拭するように無事、計量を終えている。


ダギースレンとオオトゴンバートル・ボルドバートルのモンゴル勢は日本の暑さに顔をしかめながら、1300メートルの高地ウランバートルとは違って空気が薄くない大阪で、体が軽々と動くという。結果、朝のジョグでダギースレンは既に体重を落とすことができていたという。・

そのダギースレンと戦うアドニス・セビジェーノも普段は標高1100メートルのフィリピン・ラトリダートでトレーニングを積んでおり、大阪の気温は普段と変わらないが「空気が綺麗だ」と快適そうにドライアウト有りの計量を悠々とパスした。

しかし、リザーブ戦でハンセン怜雄と対戦するパク・サンヒョンは67.4キロと1.15キロのオーバーに。パク・サンヒョンは5月の前回大会では68キロ契約はパスしていたが、4月に韓国の大会でバンタム級の体重を創れず倒れて、救急車で搬送されている。

減量には、それらの経験がトラウマとなり体を守るために体重が落ちなくなり、また精神的に鬱になるという話もある……。現に1.1キロ・オーバーながら、キム・サンヒョンは再計量に向けて体を動かすことという選択ができなった。階級制のMMAで戦う限り、これはもう彼自身がチームと共に乗り越えないといけない。

パク・サンヒョン以外、出場29選手は全員が本計量でパスしており、再計量はなかった。

■視聴方法(予定)
7月7日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR027 計量結果

<Gladiatorバンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 竹本啓哉:61.1キロ
[挑戦者] 竹中大地:61.1キロ

<Gladiatorフェザー級王座決定T準々決勝/5分3R>
ダギースレン・チャグナードルジ:65.9キロ
アドニス・セビジェーノ:65.8キロ

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定T準々決勝/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:66.0キロ
中川晧貴:66.1キロ

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定Tリザーブ戦/5分3R>
ハンセン玲雄:66.1キロ
パク・サンヒョン:67.4キロ

<Gladiatorフェザー級挑戦者決定Tリザーブ戦/5分3R>
水野翔:66.0キロ
田口翔太:65.7キロ

<フライ級/5分3R>
オトゴンバートル・ボルドバートル:56.9キロ
和田教良:56.9キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原克也:60.8キロ
土本暉弘:61.2キロ

<81キロ契約/5分2R>
森井翼:80.6キロ
織田ジュラシック:80.8キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.0キロ
澤田政輝:56.8キロ

<バンタム級/5分2R>
上田祐起:61.3キロ
福井竜郎:61.0キロ

<フライ級/5分2R>
しゅんすけ:57.1キロ
カーヴィ:56.6キロ

<フェザー級/5分2R>
野口蒼太:65.6キロ
鶴屋健人:65.6キロ

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.5キロ
上野滉太:60.7キロ

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵:70.3キロ
友實竜也:70.5キロ

<フライ級/5分1R>
藤原浩太:55.9キロ
小早川大地:56.1キロ

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