【ONE167】開始直後から攻め続けたエイドリアン・リー、MMAデビュー戦でマンマレッラに一本勝ち
【写真】デビュー戦らしいエンジン全開のファイトと、デビュー戦らしからぬ完成度を見せたエイドリアンだ(C)ONE
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エイドリアン・リー(米国)
Def.2R1分16秒 by RNC
アントニオ・マンマレッラ(豪州)
この試合がMMAデビューとなるエイドリアンはいきなりジャブからパンチをまとめて右ロー。そのまま連打を続けてマンマレッラをケージに下がらせ、四つ組からテイクダウンを奪う。右足を抜いてハーフガードでトップキープするエイドリアンは右のパンチを落としながら、右のヒザ蹴りを入れる。マンマレッラが身体を起こすとエイドリアンはがぶってヒザ蹴り、そしてアナコンダチョークを狙う。マンマレッラが頭を抜くとエイドリアンはすぐにパンチで前に出る。
一旦距離が離れるとエイドリアンが右ローと右ハイ、マンマレッラはジャブを当てる。マンマレッラはボディにパンチを散らし、縦ヒジを狙う。エイドリアンはダブルレッグに入って、立ち上がろうとするマンマレッラのバックにつく。エイドリアンはパンチを入れながら顔面ヒザ、マンマレッラが正対すると足をかけてテイクダウンする。先ほどと同じように右足を抜いてハーフガードでトップキープするエイドリアンは右のパンチ、右のヒジ、右のヒザ蹴り。上四方まで回り込むとパンチを落としながらアームロックを仕掛けた。
2R、エイドリアンはジャブを伸ばし、マンマレッラの右ローに右ストレートを合わせる。そのまま前に出るエイドリアンがダブルレッグで組みついてテイクダウンを奪う。ここはマンマレッラがすぐに脇を差して立ち上がった。試合は打撃戦に戻るが、再びエイドリアンがダブルレッグからテイクダウンして、今度は左足を抜く形のハーフガードへ。パンチを落としてバックに回り込むとRNCを極めて一本勝ちを収めた。デビュー戦で勝利を収めたエイドリアンには5万ドルのファイトボーナスが贈られた。