【UFC302】ペレスがスピニングバックフィストでダウンを奪い、投げでTDを重ねて判定勝利
<女子バンタム級/5分3R>
アイリン・ペレス(アルゼンチン)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ホセリン・エドワルツ(パナマ)
ペレスが構えをスイッチしながらサークリングする。エドワルツはジャブと前蹴り、組みの攻防になると四つ組でぺレスをケージに押し込む。ペレスが投げてテイクダウンすると、エドワルツがケージに体を預けて立ち上がる。ここで再びペレスが投げでテイクダウンを奪う。
ペレスがハーフガードでトップキープすると、エドワルツがブリッジでポジションを返す。ペレスも同じようにブリッジでポジションを返し、すぐにエドワルツもブリッジし、スクランブルの展開になる。ペレスが腰をロックしてエドワルツを寝かせようとするが、エドワルツはケージまで移動して立ち上がる。
ペレスが両差しから後方にテイクダウンしてマウントへ。ペレスがヒジを落として、ハーフガードでトップキープする。このままラウンド終了かと思われたが、ここもエドワルツがブリッジでポジションを返した。
2Rもペレスが構えをスイッチしながらパンチと左ミドルを蹴る。ペレスは左ミドルから右ストレート。エドワルツも右ストレートを返す。エドワルツが打撃のプレッシャーをかけると、ペレスは下がりながらスピニングバックキック、ダブルレッグに入るが距離が遠く深く組めない。
逆にエドワルツがギロチンを仕掛け、このままグラウンドで上になる。エドワルツはハーフガードでトップキープし、インサイドガードに戻されるとヒジ。ここでエドワルツがペレスに頭突きを入れてしまい、ブレイクとなる。
再開後、ペレスがスピニングバックフィストを当て、エドワルツが尻餅をついてガードに引き込む。ここでペレスはスタンドを要求。組みの攻防になるとペレスが投げを狙い、エドワルツのバランスを崩したところで、ペレスがバックを狙いつつ腕十字へ。エドワルツは腕を抜いてインサイドガードでトップキープする。
3R、オーソドックスのペレスが左右のロー、左ミドルと右ローを蹴る。エドワルツがパンチで前に出ていくと、ペレスが組みつく。ペレスが左腕を深く差してエドワルツをケージに押し込んで投げを狙う。逆にエドワルツがペレスを押し込む形になるが、ぺレスが投げてテイクダウン。エドワルツもグラウンドではポジションをキープさせず、試合はスタンドに戻る。
ペレスがインローを蹴って。距離を詰めようとするとエドワルツは右アッパーを狙う。ペレスは組み際のヒザ蹴りを入れて離れる。ペレスは構えをスイッチしてローを蹴りながらサークリングする。エドワルツがパンチとローで前に出ると、ペレスは左フックとスピニングバックフィストを返す。
エドワルツが右カーフを蹴ると、ペレスが右ストレートを合わせる。終了間際、組みついたペレスがテイクダウンし、マウント→バックを取りかけたところで試合終了。判定でペレスの勝利となった。