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【DEEP JEWELS45】パク・シウが万智との激闘を制して王座戴冠!伊澤星花へのリベンジをアピール

<DEEP JEWELS 暫定ストロー級王座決定戦/5分3R>
パク・シウ(韓国)
Def.4-1:29-28.28-29.29-28.29-28.29-28.
万智(日本)

サウスポーの万智が小刻みにステップしてパンチとロー・ミドルを見せる。パク・シウは左を伸ばして右ハイを蹴る。万智も左ミドルを蹴り返し、パク・シウはスイッチも見せて左のカーフを蹴る。

構えを戻したパク・シウは右ストレート、万智はジャブ・右フックから左ミドルにつなげる。パク・シウが右ミドルを蹴ると、万智は蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。パク・シウがガードから三角絞めを狙い、足をクラッチした状態からパンチを入れる。万智はケージにパク・シウの体を押し付けようとすると、パク・シウが立ち上がる。

ここで万智がダブルレッグに入り、パク・シウがスプロールしながらパンチとヒザ蹴り。このヒザ蹴りがグラウンド状態と判断され、万智にインターバルが与えられ、スタンドからの再開となる。再開後、お互いにミドルを蹴ってパンチで打ち合う。パク・シウが右フックを打ち、万智が組みつくと首投げ。スクランブルになるとパク・シウが上になる。

2R、構えをスイッチしながら前に出るパク・シウ。距離が詰まると万智が両差しからテイクダウンし、下になったパク・シウがオモプラッタを狙う。腕を外した万智はパク・シウの右足を取って足関節へ。この攻防から万智がサイドポジションでトップキープする。

腰を押してポジションを返そうとするパク・シウだが、万智も必死にトップキープして、最終的にハーフガードで上になる。ここから万智は足を抜いてサイドに出ると、亀になるパク・シウのバックにつく。パク・シウは万智に足をフックさせず、クローズドガードに戻し、ポジションを返して上になる。パク・シウは万智の立ち際にRNCを狙いつつ。前に落とされそうになると三角絞めを狙いながら殴る。

3R、パク・シウが右フックを当て、万智が尻餅をつく。これはフラッシュダウンか。立たせたパク・シウに対し、万智も積極的に手を出していく。万智は右の前蹴りと右ストレート、パク・シウは右ミドルを蹴る。パク・シウが単発の右ストレート、万智は左ハイキックを狙う。そして万智が左フックからニータップでテイクダウンを奪う。パク・シウもすぐに立ち上がり、万智はダブルレッグでパク・シウをケージに押し込む。

パク・シウは万智のダブルレッグを潰し、RNCを狙いながらバックについて殴る。万智もRNCを外して正対し、トップキープして殴る。ここもパク・シウが立ち上がり、万智がシングルレッグに入ると鉄槌を落とす。万智もパク・シウを前に崩してバックへ。パク・シウがケージに体を預けて立ち上がると、万智も必死にテイクダウン。パク・シウは横三角で万智の動きを止める。ここで試合終了となり、判定は4-1でパク・シウが勝利。キャリア初のタイトル戦で、パク・シウがベルトを巻いた。

試合後「もっともっとポテンシャルがあるのですが、それを出せないことが多くて、まだまだです。私は2019年から日本と韓国を行き来して練習して(一時は)試合がなくてお金もなくて何回もやめようと思いましたが、やめなくてよかったです。心の中で負けたら引退することも考えていました。でもベルトを獲ったからもっともっと強くなります」と語ったパク・シウ。「伊澤選手、2回負けていますけど、しっかり負けてないので、いつかリベンジします」と伊澤星花へのリベンジをアピールした。


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