【TORAO32】野尻、おたつロック+キムラで福岡対決に一本勝ち!憧れのTORAOでメインを締める
<バンタム級/5分3R>
野尻定由(日本)
Def.3R3分32秒 by キムラロック
磯城嶋一真(日本)
磯城嶋が右カーフ、野尻は右ストレートを返し、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。磯城嶋はケージを背にして立ち上がると、野尻は右腕を差して磯城嶋をケージに押し込む。磯城嶋は態勢を入れ替え、ダブルレッグに入って尻餅をつかせる。野尻は磯城嶋の頭を押して腰を抜いて立ち上がると、磯城嶋をケージに押し込んでヒジ。磯城嶋もヒジを返して、お互い離れる。
野尻がワンツー、磯城嶋が左ミドル。野尻はシングルレッグから組みついてケージに押し込む。磯城嶋はケージに身体を預けてニンジャチョークを狙いつつ、野尻をケージに押し込む。再びダブルレッグに入ってバックを狙う。野尻は後方の磯城嶋にパンチとヒジを入れながら正対し、磯城嶋をケージに押し込んで投げたところでラウンド終了となった。
2R、野尻がプレッシャーをかけて前に出る。磯城嶋がスイッチして左ミドルと左ストレート、野尻がシングルレッグから組んでケージに押し込む。磯城嶋が態勢を入れ替えると、野尻は首相撲からヒザ蹴りを入れ、磯城嶋が離れる。磯城嶋が左ミドルを二発、組みついた野尻はボディにヒザ蹴りを入れながらケージに押し込む。ここも両者が離れる。
磯城嶋が左の蹴りを見せると、野尻左フックを狙う。ここでも組みの攻防になるが、どちらもテイクダウンはなく離れる。野尻が左フックから右ストレート、ダブルレッグで組んで押し込む。磯城嶋が入れ替えて離れる。
サウスポーの磯城嶋は距離を取り、野尻がスイッチしながら右フック。磯城嶋はオーソドックスに戻し、ダブルレッグへ。野尻が切ってがぶると、磯城嶋が身体を起こしてケージへ押し込む。離れて打撃になると野尻が右カーフと左フック、磯城嶋は左の前蹴りを見せた。
3R、オーソドックスのの磯城嶋がジャブと右カーフ。野尻はそこにパンチを合わせる。距離を取る磯城嶋に対し、野尻はワンツーで前に出る。組みついた磯城嶋が野尻をケージに押し込むがテイクダウンは奪えない。スタンドでは磯城嶋が左ミドル。野尻もパンチを返してダブルレッグで押し込む。磯城嶋が態勢を入れ替えてシングルレッグからテイクダウンを狙う。
離れた野尻が左フック。サウスポーの磯城嶋は距離を取って前蹴りと左ストレーを返す。野尻が磯城嶋がのパンチに合わせて組みつくと、すぐにバックに回ってテイクダウンする。野尻はおたつロックで磯城嶋の動きを止め、パンチを入れながらキムラロックを極めて一本勝ちした。
試合後、野尻は「マジ、うれしいっす!TORAOはアマチュアの時に初めて見たプロの興行で、渋くてかっこいいなと思っていました。その舞台に立てるようになって、メインを任されてうれしいいです。今アマチュアの子や若い選手がこの舞台に憧れて育って、TORAOが盛り上がったら幸いです。自分もどんどん上を目指します!」と語った。