【PFL2024#01】べラトール王者カモーシェがヴェラスケスとの3度目の対戦に判定勝利、3P獲得で4位発進
em>【写真】やや強引にでもフィニッシュを狙うのはPFL仕様か(C)PFL
<女子フライ級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)
サウスポーのヴェラスケスに対し、カモーシェは右を振って組みつく。右腕を差してヴェラスケスをケージに押し込んだカモーシェがヒザ蹴り。ヴェラスケスは態勢を入れ替え、距離を取ろうとするがカモーシェは離れない。ヴェラスケスもテイクダウンを許さず、距離を取ってヒザ蹴りを突き刺す。
カモーシェはインローと右ストレート。ヴェラスケスも左ストレートと右フックを返すが、カモーシェが右を振って前に出る。ここも先にカモーシェが組みつくが、ケージに押し込むのはヴェラスケスだ。カモーシェは首相撲からボディにヒザ蹴りを入れてシングルレッグへ。これでヴェラスケスをケージに押し込むと、ヴェラスケスがラウンド終了のホーンのタイミングでテイクダウンを決めた。
2R、カモーシェが右フックからダブルレッグに入り、そこから四つの攻防へ。カモーシェがヴェラスケスを持ち上げるようにテイクダウンする。カモーシェはハーフガードで上体にプレッシャーをかけ、ヴェラスケスもフルガードに戻す。
立ち上がって距離を取ったカモーシェは、ヴェラスケスの左足をまたいでハーフに移行。カモーシェはヴェラスケスの奥の腕(右腕)にアームロックを狙いつつ腕十字へ。ヴェラスケスが腕をクラッチして耐えると、カモーシェは顔面にパンチを落とした。
3R、すぐに組む両者。ヴェラスケスがケージに押し込む形で四つの攻防になると、カモーシェはボディにヒザ蹴りを入れて距離を取る。カモーシェがインロー、ヴェラスケスが左ストレートを当てると、カモーシェはヴェラスケスの前足にシングルレッグに入ってテイクダウンする。
一度離れたカモーシェは担ぎパスでサイドに出ると、そこからマウントポジションへ。ヴェラスケスはカモーシェの体に両足を絡めてTKシザーズでポジションを返すと、カモーシェが強引にヒールを狙った。試合は判定3-0でカモーシェが勝利し、初戦を終えての上位5選手は以下の順位となった。
■PFL2024女子フライ級(4月4日時点)
1位:ダコタ・ディチェバ(6P/1R3分54秒)
2位:タイラ・サントス(6P/1R3分57秒)
3位:ジェナ・ビショップ(6P/1R4分15秒)
4位:リズ・カモーシェ(3P)
5位:渡辺華奈(3P)