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【UFN235】1Rにダウンを奪われたジョンソンが打ち合って挽回。17戦無敗のマクスンに判定で逆転勝利

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
アザット・マクスン(カザフスタン)

ジョンソンが細かくパンチとローで前に出る。マクスンは左フックから右ストレート。これを効かされたジョンソンがすぐに組みつく。マクスンはがぶり返しからダースチョークを狙う。ジョンソンもマクスンに密着させず、立ち上がる。マクスンは左フックとヒザ蹴り、サウスポーにスイッチして左ストレートとヒザ蹴り、オーソドックスに戻すとジョンソンのインローに左を合わせ、これでジョンソンがバランスを崩す。

組みつくジョンソンをがぶるマクスン。ここはジョンソンが腰を上げて距離を取る。マクスンがジャブ、ジョンソンはサウスポーにスイッチする。マクスンもシングルレッグを狙いつつ、ワンツー。ジョンソンも左のカーフキックから右フック、左から右アッパー。マクスンがシングルレッグからテイクダウンを狙ったところでラウンド終了となった。

2R、細かく構えをスイッチするジョンソン。マクスンもワンツーを返し、サウスポーに構える。ワンツーで前に出ていくマクスン。ジョンソンはパンチに合わせて組んでテイクダウン、すぐにバックについてRNCを狙う。マクスンは足をフックさせず、ジョンソンを前に落とす。ジョンソンが三角絞めを仕掛けると、マクスンは担いで外してバックへ。スクランブルになるとジョンソンが立ち上がって、試合はスタンドに戻る。

マクスンが右ストレート、構えをスイッチしながらワンツー、左のヒザ蹴り。ジョンソンも距離が詰まるとヒザ蹴りを返す。マクスンは右ストレート・右フック、そのまま組みついてジョンソンを押し込む。ジョンソンも差し返してヒザ蹴り、シングルレッグでテイクダウンを狙う。

3R、サウスポーのマクスンが左ストレートで前に出て、左ストレートから右フック。マクスンもインローを蹴り返す。オーソに戻したマクスンが右フック・右ストレート、ジョンソンの左ミドルをキャッチしてケージに押し込む。テイクダウンを阻止するジョンソン。マクスンは後ろにつきつつ、ヒザ蹴りを入れて離れる。

マクスンはジャブとワンツー、ジョンソンはマクスンの前足に細かくローを蹴る。マクスンが左右のストレート、ジョンソンもオーソドックスからワンツーを当てる。マクスンがジョンソンの左ミドルを取って、シングルレッグに入るとジョンソンはカウンターのニンジャチョーク。離れ際に右アッパーと左フックを当てる。

試合がスタンドに戻るとマクスンがワンツー、ジョンソンは距離を取りながらローと左フックを的確に当てる。残り20秒、ジョンソンがダブルレッグでテイクダウンすると、マウントを取って一気にパンチを落とす。1Rにダウンを喫したジョンソンだったが、2R以降は細かい打撃と組みで挽回し、逆転勝利を収めた。試合後、ジョンソンは「この階級はもっともテクニカルなんだ。どのプロモーションのなかでも。そのためには強い精神力が必要だ。UFC300のオープニングファイトでジョシュア・ヴァンとやりたい!!」と叫んだ。


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