【UFN235】新階級でモリー・マッキャンがトラウマ払拭の腕十字。ベルビシャを返り討ちに
<女子ストロー級/5分3R>
モリー・マッキャン(英国)
Def.1R4分59秒by 腕十字
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
2019年10月以来の再戦。前回はマッキャンが判定勝ちを収めている。今回からストロー級に落としたマッキャン、つまり前回とは階級を変えての再戦となる。
ベルビシャの右ローにいきなり重い右オーバーハンドを当てたマッキャンは、その後も踏み込んでワンツーを放つ。それを迎え撃つベルビシャだが、ジャブの相打ちにしても勢いはマッキャンが上だ。ベルビシャは右カーフ、さらに左ボディフックを決める。マッキャンはダブルレッグでスラムするようにテイクダウンを決めると、スタンドで待ち受ける。
スピニングバックキックを見せたマッキャンは、首相撲からヒザ蹴りにもボディロックで対抗してケージにベルビシャを押し込む。スピニングバックエルボーを決めて離れたマッキャンが、ヒジ打ちからボディショットと攻勢を維持。ベルビシャはローを返すが、ボディを打たれる。それでも首相撲からヒザ蹴りに出たベルビシャだったが、ボディロックで大きく抱え上げたマッキャンがスラムからマウントへ。エルボーを落とすマッキャンは、残り10秒で腕十字。勢いがあり過ぎて、真後ろに倒れこむような仕掛けとなったが──そのままスピンするように極めてタップを奪った。
「過去2試合のパフォーマンスの悪さをUFCに謝りたい。今日、前に向いて歩き始めることができる。階級を変えたけど、チャンピオンになるという目標は変わらない」と腕十字というフィニッシュにリベンジを果たしたマッキャンは語った。