【ONE165】山北渓人がプロ初黒星、マスンヤネにガードポジションからの攻めを潰されて判定負け
【写真】マスンヤネのパワー&フィジカルが山北の仕掛けをつぶし続けた(C)MMAPLANET
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
Def.3-0
山北渓人(日本)
サウスポーのマスンヤネに対し、山北が強烈なインローを蹴る。マスンヤネは前後のステップで左ミドルを蹴るが、山北はそれを空振りさせる。山北はインローから右のスーパーマンパンチ。マスンヤネはシングルレッグで組みつき、山北を高々と持ち上げてテイクダウンするが、山北はギロチンを狙いつつ、ガードポジションでパンチを打つ。
さらに下から腕十字を狙う山北。マスンヤネが上体を固めてパスガードを狙うと、山北はヒジでフレームを作ってプレッシャーをかけさせない。さらに山北が三角絞めを狙うと、マスンヤネは山北を高々と持ち上げてコーナーに押し付ける。足のクラッチが外れた山北はすぐに足関節を狙い、マスンヤネは上四方で抑えてヒザ蹴りを入れた。
2R、サウスポーのマスンヤネが左ストレートを振って前に出ていく。山北はジャブを突いてワンツー、打撃のプレッシャーをかけていく。マスンヤネはロープを背負いながらも左ボディストレート、左ミドル、インローを蹴る。山北もインローを蹴ってシングルレッグに入るが、テイクダウンできずに自らガードポジションを取る。
山北はハーフガードからマスンヤネの脇をくぐろうとするが、マスンヤネも山北の顔を潰して寝かせる。再びハーフガードから展開を作ろうとする山北だが、マスンヤネのトップキープを崩せない。
3R、マスンヤネが構えをスイッチしながら左フック、カポエイラキックも見せる。マスンヤネが変則的な攻撃を繰り出しつつテイクダウンを奪うと、山北が下から三角絞めへ。これを外したマスンヤネがハーフガードでトップキープする。ガードに戻した山北はマスンヤネの身体を蹴り離そうとするが、マスンヤネは山北のバックにつく。
山北は前転して足を取りに行くが、マスンヤネはバックキープを続ける。山北が前転から正対すると、マスンヤネは立つ。試合がスタンドに戻り、山北は右ミドルと右スーパーマン。右ストレートから組みつき、、自ら引き込んでサブミッションを狙うがタイムアップ。果敢にガードポジションから仕掛けた山北だったが、マスンヤネのトップキープを崩せずにプロ初黒星を喫した。