【Shooto2024#01】右ジャブで試合をコントルールしたTOMA。最終回に右フックで齋藤翼を倒す
【写真】TOMAは2試合連続のKO勝ち(C)MATSUNAO KOKUBO
<フェザー級/5分3R>
TOMA(日本)
3R2分41秒 by KO
齋藤翼(日本)
ともにサウスポー。TOMAが左ローを当てた。TOMAの右ジャブをブロックした齋藤がパンチを伸ばす。TOMAの右インローで斎藤のバランスが崩れる。齋藤は右ジャブから右ハイに繋げた。齋藤の左ローも当たる。齋藤はテイクダウンのフェイントから右ハイを見せた。プッシュから左ストレートを繰り出す齋藤に対し、TOMAは下がらない。齋藤が距離を詰めてくるとカウンターで右ヒジを狙う。距離が詰まると齋藤がパンチを上下に散らす。残り15秒でTOMAが右ジャブで齋藤のアゴを跳ね上げた。
2R、TOMAのカウンターの右フックで齋藤の左目尻から流血が見られる。ここでTOMAが出血を指摘するも、当然アピールではレフェリーは試合を止めない。打撃の交錯後、ドクターチェックが入って再開される。齋藤はパンチから右ハイに繋げるも、TOMAがバックステップでかわす。
TOMAの右ジャブに齋藤が左クロスを合わせるも、TOMAもヘッドスリップでかわした。齋藤はワンツー、TOMAが左クロスを当てた。TOMAが右フック、右ボディとパンチを上下に散らす。TOMAの右ジャブに齋藤が右インローを合わせたが、これがTOMAの下腹部を捉えたため試合は一時中断。再開後、TOMAがワンツーを伸ばすと、齋藤は左右フックを振ってからカーフキック、右フックを当てた。
最終回、右ジャブでコントロールするTOMAは、齋藤の右ローを受けると左右フックを打ち返す。齋藤はダブルレッグで飛び込むも届かない。齋藤の左ローを受けたTOMAが右フックを返すと、齋藤がダウン。そのままパウンドをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。
勝利後、マイクを握ったTOMAは「ダメージがなければ、すぐ次の試合を――と言いたかったのですが、ダメージあります(笑)。しっかり治して、チャンピオン目指して頑張ります」と笑顔で語り、セコンドの肩を借りて足を引きずりながらケージを下りた。