【Gladiator024】フェルナンドの前進を捌き、自分の距離で左カーフと右フックを当てた吉田が判定勝ち
【写真】吉田の左カーフを受けたフェルナンドの右足は大きく腫れていた(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分2R>
吉田開威(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
フェルナンド(ブラジル)
互いにサウスポー。吉田がサークリングで離れてから距離を詰める。左ローを連続で当てた吉田に対し、フェルナンドも右ローから近づくも吉田が距離を取った。右のガードを下げている吉田は、左ストレートから左右フックを打ち込み、左ローを当てていく。オーソドックスにスイッチした吉田はプッシュでフェルナンドを下がらせ、サウスポーに戻して右スピニングバックキックを繰り出した。フェルナンドを右ジャブで近寄らせない吉田だったが、右前蹴りがフェルナンドの下腹部を捕らえて、試合が中断される。
再開後、前に出て来るフェルナンドに右フックを狙う吉田は、スーパーマンパンチをかわして右ジャブを突いていく。フェルナンドが吉田の右ローをキャッチしてケージにドライブするも、吉田が離れた。左カーフキックを当てる吉田。ワンツーを打ち込んで距離を取り、一回転して左廻し蹴りを見せる。右サイドキック、左カーフと吉田が蹴りを散らすなか、フェルナンドも右フックを当てていった。
最終回、フェルナンドが距離を詰めていく。吉田が右前蹴りを見せるも、フェルナンドの前進は止まらない。吉田が右カーフからサークリングすると、フェルナンドの蹴りが吉田の下腹部を捕らえて中断に。吉田の右フックとフェルナンドの右ヒザが相打ち。フェルナンドは尻もちを着いたものの立ち上がる。しかしフェルナンドの顔面からは出血が見られる。吉田は距離を取って左カーフキックを連打し、回転してからパンチを見せる。フェルナンドはシングルレッグで入ったが、吉田に切られてしまう。
2分30秒すぎ、再びシングルレッグで組みついたフェルナンドがドライブした。吉田をケージに押し込に、ダブルレッグに切り替えたが倒せず。ウィザーで耐える吉田は、フェルナンドのボディロックを切り返す。ボディロックからバックに回ったフェルナンドが右足を差し入れる。正対してきた吉田を引き込もうとしたフェルナンドだが、スタンドに戻されてしまう。吉田はケージを背負いながらも左ストレート、右フックと返していった。
裁定は吉田がフルマークで判定勝ちを収めた。