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【HEAT52xAngel’s FC27】1Rは完全劣勢も2Rに逆転。ヘンリーがチョン・ホチョルをパウンドアウト

【写真】10カ月ぶりの試合でKO勝利(C)MMAPLANET

<ミドル級/5分3R>
三上ヘンリー大智(日本)
Def.2R4分42秒 by TKO
チョン・ホチョル(韓国)

サウスポーのチョン・ホチョルが開始早々、飛び込んだ。テイクダウンを許さず、離れたヘンリーがローを当ててサウスポーにスイッチする。チョン・ホチョルがダブルレッグで組みにいく。ヘンリーが一度スプロールしたかに見えたが、チョン・ホチョルがボディロックから背中を着かせた。下から右ヒジを打ち込むヘンリーに対し、チョン・ホチョルがパスを仕掛けていく。

チョン・ホチョルがパスを諦めたか、トップキープからパウンドを落としていく。ヘンリーが蹴って離れようとするも、チョン・ホチョルがすぐにヘンリーの首を抑えながらマウントに移行した。ハーフガードに戻したヘンリーが、下からチョン・ホチョルの左腕を抱えてアームバーへ。腕を抜いたチョン・ホチョルがサイドに回る。ヘンリーの顔面からは出血が見られる。左腕を枕にしてチョン・ホチョルがサイドポジションで押さえ込み続けた。

2R、サウスポーに構えたヘンリーが左ストレートを伸ばした。バランスを崩したチョン・ホチョルがマットに尻もちをつく。トップに回ったヘンリーに対し、チョン・ホチョルはフルガードで固めている。ヘンリーはチョン・ホチョルの頭をケージに向けて押さえ込み、ボディにパンチを落とす。チョン・ホチョルが下から左腕でヘンリーの首を抱えてきた。この腕を払い、頭を差し込んだヘンリーが左パウンドを連打。チョン・ホチョルがその左腕を抑えに来ると、右パンチを打ちながら左右パウンド連打に切り替えた。ここでチョン・ホチョルの動きが止まり、レフェリーが試合をストップした。

ヘンリーはプロデビュー戦こそ落としたものの、これで3連勝を収めた。


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