【UFN216】ギロチン狙いのサイード・ヌルマゴメドフが、バック命のカクラモノフをニンジャ葬
<バンタム級/5分3R>
サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)
Def.2R3分50秒by ニンジャチョーク
サイドユカップ・カクラモノフ(ウズベキスタン)
すぐに距離を詰め左フックを振るったカクラモノフ。かわして組んだヌルマゴメドフをケージに押し込む。シングルにギロチンを仕掛けたヌルマゴメドフは、離れたカクラモノフにヒザ蹴り、再びギロチンをセットすると引き込む。首が直角になりクローズドで捕らえられたカクラモノフだったが、ケージに押し込んでエスケープ。ガードの中からパンチを打っていく。
再びギロチンに取ったヌルマゴメドフに対し、カクラモノフはジャンプしてサイドに回り無力化すると足を戻されても、さらにパスを狙いつつパウンドを落とす。ヌルマゴメドフはケージを使って立ち上がるが、カクラモノフがバックに回る。シングルを防いで、打撃の間合いになるとヌルメゴメドフがスピニングバックキックを繰り出す。頭がぶつかるような荒いパンチの交換から、ヌルメゴメドフがダブルレッグを狙う。切ったカクラモノフが逆にギロチンを仕掛け、後方にはねられても即正対してトップを取る。最後ばバックを制し左のパンチを打ちつつヌルメゴメドフを崩しに掛かって時間を迎えた。
2R、右オーバーハンドを当て組んだカクラモノフが、バックに回ってテイクダウンを狙う。ヌルメゴメドフは後方へのエルボーも、寝技に持ち込まれバックからカクラモノフを落としきれない。マットに頭から突っ込むようにカクラモノフを振り払おうとしたヌルメゴメドフだが、バックコントロールを許した状態が続く。カクラモノは左のパンチを打ち、ヌルメゴメドフの前転狙いも潰す。前転をすかされ、バックを許したまま亀となったヌルメゴメドフは正対できず、乗り過ぎで前方に落としてもカクラモノフはすぐにダブルレッグを仕掛けてくる。
このタイミングで一瞬ニンジャをセットしたヌルメゴメドフは、直ぐにギロチンに切り替える。ここでカクラモノフがシングルにスイッチ、ヌルメゴメドフも再びニンジャチョークに戻して奪った。