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【RTU ASIA2022 Ep06】ジュビリが伸びるパンチでキム・ギョンピョを完封。サラギとの決勝戦に進む

【写真】ジュビリがレベルの高いボクシング技術を見せつけた(C)MMAPLANET

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
Def.3-0:29-28.29-28.28-29.
キム・ギョンピョ(韓国)

前に出るのはジュビリ。キム・ギョンピョは左ジャブを突き、左ローを当てる。さらに右ストレートをヒットさせたキム・ギョンピョは、相手が入ってくると右を打ちおろす。しかしジュビリの右を食らったキム・ギョンピョはダブルレッグへ。これはジュビリがカットした。ジュビリのシングルレッグを防いだキム・ギョンピョのパンチが、相手の顔面を捉える。

ジュビリのパンチをブロックするキム・ギョンピョだが、ボディストレートをもらってしまう。ジュビリがサークリングするキム・ギョンピョに右ロー、さらにインサイドから右を合わせる。左フックのカウンターも見せるジュビリは、右ヒザを突き刺してから右を当てていく。右のカウンターから左フックの返しで、キム・ギョンピョにヒザを着かせたジュビリは、ボディ攻撃でキム・ギョンピョの動きを止める。

ジュビリの右を食らったキム・ギョンピョが、両手をマットに着く。そのままジュビリが前に出るも、キム・ギョンピョがダブルレッグで尻もちを着かせた。ジュビリはすぐに立ち上がり、ボディへヒザを打ち込んで、終了間際にも右をクリーンヒットさせた。

2R、ジュビリが左ジャブを上下に散らす。頭を下げるキム・ギョンピョに右を打ちおろすジュビリは、ヒザとパンチをボディに突き刺す。キム・ギョンピョも左右フックを振るうも、ジュビリが顔を振ってダメージを最小限にとどめている。再び距離を詰めてきたジュビリは、キム・ギョンピョが中に入ってくると左フックを合わせ、下がると右を伸ばしていく。パンチの打ち合いではジュビリが優位に立っている。

キム・ギョンピョの左フックを肩でブロックするジュビリは、左ジャブで相手の顔面を跳ね上げた。キム・ギョンピョの打ち終わりを狙ってパンチを打つジュビリ、首相撲からヒザを突き上げる。キム・ギョンピョが飛び込んでテイクダウンを奪うも、ジュビリがスイープしてスタンドに戻った。ワンツーでキム・ギョンピョにケージを背負わせるジュビリに、キム・ギョンピョも左フックを返す。さらにキム・ギョンピョが右ショートを当て、ラウンド終了間際にダブルレッグでジュビリに背中を着かせた。

最終回、ジュビリの左ジャブにキム・ギョンピョが右を被せた。続いて左ボディ。ジュビリも負けじとパンチのコンビネーションでキム・ギョンピョを追い立てる。首相撲に来た相手に左フックを当てたキム・ギョンピョは、テイクダウンを奪ってからバックを狙う。しかしスクランブルから立ち上がったジュビリが、再びワンツーを軸にキム・ギョンピョを追い込んでいく。

ジュビリの右ストレートにダブルレッグを合わせたキム・ギョンピョだが、テイクダウンを奪うことはできない。シングレッグも防がれたキム・ギョンピョに、疲れが見られる。ジュビリの左フックがクリーンヒット。左ジャブの突き合いは、リーチに勝るジュビリのパンチが当たる。首相撲から右ヒザを突き上げたジュビリは、離れたキム・ギョンピョを追い立て、ケージ際で左右のパンチを打ち込む。

残り1分で組みつくキム・ギョンピョ、しかしグラウンドに持ち込むことはできず。伸びるジュビリの右ストレートがキム・ギョンピョの顔面を捉えた。残り20秒、またもキム・ギョンピョがダブルレッグを仕掛けるも倒すことはできなかった。

ジュビリがパンチでキム・ギョンピョを完封したかに思われたが、判定はまさかのスプリットに。しかし2人のジャッジがジュビリを支持。結果、ジュビリが決勝でジェカ・サラギと対戦することとなった。


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