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【NEXUS28】プログレス・ルールで竹浦正起と対戦、関原翔「切りまくってトップポイントで勝ちます」

【写真】こんな攻防もある??(C)MMAPLANET

本日7日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるNexus28で、竹浦正起とプログレス(フォークスタイルグラップリング)マッチを戦う関原翔。

パンクラスからNEXUSを経て、DEEPやRIZINで戦うフライ級の新鋭が、DEEPフライ級GPが行われるなかで、ネクサスでグラップリングに挑む。その心境を尋ねた。


――今回、関原選手がネクサスでプログレス・ルールの試合に出る。そこがまず意外でした。

「そうですね、自分でもビックリしています(笑)。5月の伊藤祐樹選手との試合で、ちょっとダメージがあって今はダメージを抜くために打撃は控えているんです」

――DEEPフライ級GPが行われるうえで、そこは忸怩たる思いもあったのではないですか。

「ホントは出たかったです。でも、寝技やグラップリングの練習に特化できる期間を得ることができて良かったという風に捉えています。そんな時に『誰か試合ができないか』って、この試合の話が回ってきて。即答で『僕、やります!!』と答えました。正直、プログレス・ルールのことは知らなくて、レスリングだろうが、柔道だろうが、柔術だろうがグラップリングだろうが打撃のない試合なら出ようと思っていたので。

それからルールを知って……勝つ気でいます。柔術家と戦って、MMAファイターが負けていますが、MMAファイターが勝負できるルールですよね。僕は一本負けとかしたことないし、ディフェンスには自信があるのでやってやるぞという気持ちです」

――組み技のディフェンスに自信がある。その根拠は?

「柔術の黒帯とMMAで3、4回やっているけど極められていないんで。普段からそんなに取られたりもしないですし。MMAを始めて3年ぐらいはテイクダウンディフェンスと、倒されてから立ち上がるという練習をずっとしていました。

それがK-PLACEに所属するようになってから、最近はテイクダウンやバックを取ったり、自分も攻める練習をするようになったんです」

――MMAではなく純粋なグラップリング。引きこんだり、足関節に優れた相手と戦うわけですが、そのような練習をしてきたことはありましたか。

「瀧澤謙太が今成選手と試合をした時に、ずっと岩本健汰選手に足関対策を教わっていて。僕も一緒に習っていたので、防ぎ方は何パターンも教えてもらいました。足関を掛け合って逃げるという練習をしていたおかげで、何パターンか防御方法があります。だから、そこを試したいです。練習でも足関節を仕掛けてくる人からも、結構守れています。ただ、殴りがないところでしっかりと創られるのは、ちょっと違いますよね」

――それだけに、よく竹浦選手と戦うことを決めたなと思います。

「5分2R、一本を取らせないでポイントで勝てれば……。自分のディフェンス能力を試して、勝つつもりです。切って、切って、切りまくってトップポイントで勝ちます」

――引き込んでくると付き合わないという選択で、ポイントを稼げます。

「いや竹浦選手というトップの人を体感したいので、付き合わないというのはないです。練習よりも試合で経験した方が、絶対に強くなる。だから、この試合を受けたので。それでやられたとしても、絶対に為になる。マイナスになる要素はないです。だから、これからもどんどんグラップリングの試合にも出て行きたいです」

――その裏でDEEPフライ級GPが開催されていても、焦りはないですか。

「ないです。最終的に勝てば良いので。今、自分がいないトーナメントで優勝者が誕生します。でも、最終的に自分が現役の間に一番強くなれば良いと思っています」

――関原選手はアマ時代にIMMAFという世界に触れていますね。

「日本のフライ級は強い人がいっぱいいて、そこで勝つ。グラップリングでも、極めることができるファイターになって……世界に出ていきたいです」

――では、最後にプログレス・ルールに挑む意気込みをお願いします。

「MMAファイターが勝てていないので、MMAの良さを出して全力で勝ち切りたいと思います」

■ NEXUS28計量結果

<バンタム級/5分2R+ExR>
谷育磨:61.2キロ
西岡裕:61.50キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
ふくやーまん:60.85キロ
梶原敬弘:60.4キロ

<ストロー級/5分2R+ExR>
小林了平:51.95キロ
松尾剛:52.0キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
藤原俊樹:56.35キロ
小林優:56.55キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
オシモフ・トルキン:56.95キロ
島崎俊:56.55キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
古賀優兵:56.45キロ
眞藤源太:56.4キロ

<62キロ契約/5分2R+ExR>
鶴屋健人:62.0キロ
竹下登:61.75キロ

<NEXUSバンタム級選手権試合/5分2R+ExR>
[王者] 河村泰博:61.15キロ
[挑戦者] 須藤拓真:61.1キロ

<フェザー級/5分2R+ExR>
横山武司:65.95キロ
ファビオ・ハラダ:65.6キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
浜本”キャット”雄大:56.6キロ
田口滉人:56.4キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
森永ユキト:61.05キロ
唐沢タツヤ:60.85キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
ジェイク・ムラタ:61.05キロ
小倉卓也:60.95キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
岩松哲也:60.95キロ
アオキング一輝:61.0キロ

<バンタム級/5分2R+ExR>
大石真丈:60.55キロ
清水俊裕:60.7キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
平井総一朗:56.5キロ
吉田哲之:56.35キロ

<フライ級/5分2R+ExR>
大谷啓元:60.9キロ
岡元飛龍:61.15キロ

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