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【RTU ASIA2022】中村倫也がグスマンにアメリカーナを極めて1回戦突破。準決勝は風間との日本人対決に

【写真】圧勝といえる試合内容を見せた中村。インタビューも英語で答えていた(C)MMAPLANET

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
Def.1R3分24秒 by アメリカーナ
ググン・グスマン(インドネシア)

サウスポーの中村がプレッシャーをかける。グスマンはケージを背負いながら右ストレート、右ハイを繰り出した。中村は左ミドルから距離を詰め、相手のパンチを打ち終わりにダブルレッグで飛び込んだ。スクランブルからバックコントロール、相手の右腕を足で抑えながらヒジを叩きつける中村。ここでクルスフィックスを極めにかかった。これは極まらなかったものの、そのまま相手の右腕を制してパンチとヒジで削っていく。ここでレフェリーが試合を中断、中村に後頭部への打撃があったとみなされ、減点1となった。

再開後、グスマンは右ストレートから右ハイ。中村は相手をケージに詰めて左ハイを繰り出す。中村の右フックをかわすグスマンだが、相手の蹴りの打ち終わりに飛び込んだ中村がダブルレッグで組みつき、リフトアップしてテイクダウン。サイドからグスマンの左腕を取ってアメリカーナを極めた。

1回戦を突破した中村は、インタビュアーの質問に対して「レスリングには自信を持っている。チームメイトに感謝している。今日は自分の日になった」と、全て英語で答える。9月の準決勝は、昨日勝利した風間敏臣との日本人対決となった。


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