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【PFL2022#02】シェイモン・モラエスが組み&ヒザでサルモンを削り、判定勝ち=3P獲得

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ボストン・サルモン(米国)

サウスポーのサルモンが右ジャブを伸ばす。右の蹴りのフェイクを見せるモラエスに対し、サルモンが左ボディフック、前蹴りを入れてから左ストレートを決める。組んだモラエスがバックに回り、臀部にヒザを入れる。サルモンはクラッチを剥がそうとするが、バックを取られた状態が続く。2分が経過して胸を合わせたサルモンだが、ケージに押し込まれた状態が続く。両ワキを差し返し、ケージに押し込み返したサルモンだが小外刈りでテイクダウンを取られる。

尻もちから立ち上がったサルモンは、ボディにヒザを受けてからいなされヒザをつく。起き上り押し込み返したサルモンが離れ、試合は打撃戦へ。左フック、右ストレートをモラエスが決め、ヒザ蹴りにボディストレートを打ち込む。左を打ち返したサルモンは、ワンツーから組まれてケージを背負い、押し込み返したところで時間となった。

2R、左フックを入れたモラエス。サルモンが左ミドルを返す。ボディストレートを入れたモラエスが右を入れ、下がったサルモンのアッパーをかわす。左ミドルを決めたサルモンが左フック、モラエスの右にも左ボディから右ストレートをヒットさせる。ヒザから右を当てたサルモンは、下がったモラエスに組みつく。即、入れ替えてケージに押し込んだモラエスが首相撲からヒザをボディに連続に蹴り込む。首をコントロールし、ヒザ蹴りを続けボディを連打したモラエスは、離れてからも圧を掛けて組んでヒザを続ける。

さらにボディを殴り、右ミドルから右→左フックを入れたモラエスは攻め急がず、圧を掛けて右を伸ばす。サルモンも左ストレートを返すが、圧を受けて攻撃に威力がなくなる。モラエスは右ストレートを決め、ヒザ蹴りにもボディを打ってからスピニングバックフィストを狙うなど攻勢のまま最後の5分を迎えることとなった。

最終回、モラエスの左に左ミドルを入れたサルモンだが、直後に右ミドルを受ける。右を受けてスリップかバランスを崩したモラエスは組んでケージへ。2Rのようにヒザ蹴りと思いきや、ボディロック&小外掛けでテイクダウンを決める。ハーフで抑え、枕で圧力をかけパス狙いのモラエスが時間を上手く使う。Zハーフを越えていくモラエスは、スクランブルで立ち上がられても腰に乗せて投げを狙う。

ここは耐えたサルモンは、離れることに成功するが有効打を入れる機会もなく、組まれてヒザを腹に連打される。距離を取り直したモラエスは、ダブルレッグ狙いからボディロック&ヒザ蹴りへ。大内刈りにギロチンを合わせに行ったサルモンだが、頭を抜かれ試合終了となった。

結果、フルマークの判定勝ちを得たモラエスが3Pスタートとなった。


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