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【Bellator279】堀口恭司、4月23日にパッチ―・ミックスと再起戦。えげつないセルジオ×スタッツ

【写真】 一発に警戒が必要、ミックスが堀口の対戦相手に(C) BELLATOR

9日(水・現地時間)、Bellatorより4月23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBellator279で――バンタム級ワールドGP準々決勝2試合が発表された。

うち1試合は堀口恭司×パッチ―・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトも掛けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツに決まった。


昨年12月、Bellator契約配下選手としてのスタートで、ペティスに衝撃のスピニングバックフィストでのKO負けを喫した堀口の再生&王座返り咲きロード第一歩は、極め技師ミックスが相手だ。

3Rまでテイクダウン&コントロールでペティスを圧倒し、コンプリートファイターとしての性格が強く出てくるようになった堀口に対し、ミックスはキャリア15勝1敗――12の一本勝ちを誇るグラップラーといえる。

5Rの長丁場、堀口が打撃の圧力を掛け続けられるか。この試合はペティスに決まりまくったテイクダウンは、ギロチンを避けるうえでも容易に仕掛けるべきではないだろう。

ペティス×スタッツに関しては、えげつない世界戦を組んできたという一言に尽きる。ランク1位のフアン・アルチェレタとは対戦済みのペティスだが、2位のミックスを堀口の相手とし、3位のスタッツを世界王者にぶつけてきた。ここはルーファスポーツの同門対決という一面を打ちだしたいから他ならない。

GP出場が決まった時点でペティス、スタッツともども試合が決まれば戦うことを明言していただけに、ここはデューク・ルーファスの舵取りも含め、やや下品ながら両者の環境創りという点でも興味深い。

また同大会ではベラトール世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグとアーリーン・ブレンコウの2度目の対戦、さらにハワイといえば前女子フライ級王者イリマレイ・マクファーレンが凱旋、ジャスティン・キッシュを迎え撃つ女子マッチ2試合も明らかとされている。

なお今大会はパンデミック以前のハワイでは恒例だった2日連続イベントが2年4カ月ぶりに復活。初日のBellator278もまた恒例のトルーパー大会で、米国軍人は無料の慰問イベントとして行われる。

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