【PFL2026#04】打撃の幅、TDでスタッツを上回ったカヴァロフが判定勝ちで無敗記録を12に伸ばす
<バンタム級/5分3R>
リナット・カヴァロフ(ロシア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ラフェオン・スタッツ(米国)
いきなり近い距離でパンチを交換した両者。ここからはタイミングを測るようになり、スタッツが左を当てる。カヴァロフはスイッチをしながら、右リードフックを伸ばす。ジャブの差し合いで優ったスタッツは右ハイをブロックする、組まれると互いにボディを殴る。左腕を差しているカヴァロフが、タイクリンチからヒザを入れて離れる。右ミドルをキャッチしてテイクダウンを決めたカヴァロフが、トップを取る。スクランブルでシングルを狙いつつ立ち上がったスタッツはヒザをボディに受けながら、アンクルピックからバックに回る。
カヴァロフは胸を合わせ、スタッツの離れ際に右アッパーを見せたが空を切った。カヴァロフが手数で優る展開のなかで、スタッツの左で姿勢を乱す。しかし、ここからパンチを纏めて初回が終わった。
2R、カヴァロフが左カーフ後にオーソから右ハイを狙う。目まぐるしく構えを変え、左右のパンチの精度が上がってきたカヴァロフ。打撃のバリエーションが明らかにスタッツより多い。左ミドルを蹴り、スリップしたスタッツがダブルレッグに移行するが、カヴァロフががぶって細かいパンチを続ける。頭を上げて離れたスタッツは右ジャブ、さら左ストレートを打たれ動きが落ちる。
と、左オーバーハンドを入れたカヴァロフが、ダブルレッグでテイクダウンを決める。立ち上がって切れのある左右のパウンドを落としたカヴァロフが、この回を取った。
最終回、ミドルに右を合わせたスタッツが、パンチを纏める。カヴァロフはシングルレッグを切られながら、アッパーを連打。ダーティーボクシングにヒザを返したスタッツが、組んでケージにカヴァロフを押し込む。離れたスタッツがダーティーボクシングでボディを連打。ヒザ、ボディの打ち合いから、離れ際に左フックをカヴァロフが打ち込む。
ここで一瞬動きが止まったスタッツだが、左フック&右ボディを打つ。組んだカヴァロフは、体を入れ替えられるが押し返し、両者が離れる。手を止まらないカヴァロフだったが、クリンチのなかで右ヒザ蹴りを顔面に受けて、体が沈む。すぐに組み直したカヴァロフは、ケージに押し込まれるもテイクダウン狙いは耐えきる。
ヒザでカットしたか、左目の下から流血が見られるカヴァロフは、離れてダブルレッグもスタッツは倒れない。残り10秒、カヴァロフ・タイムは打ち合いでなく間を外して回ることだった。2Rはカヴァロフ、最終回はスタッツ。初回、手数で上回ったのはカヴァロフだが……。果たしてジャッジは3者とも29-28でカヴァロフを支持し、レコードを12勝0敗とした。


















