【Bellator274】アビブ・ゴザリ、スタンドの脆さ露呈。殴られ、引き込み。2Rのスタートに応じず
【写真】打撃を受けることに脆過ぎたゴザリ。ここから巻き返すのは、大変かもしれない(C)BELLATOR
<ライト級/5分3R>
ボビー・キング(米国)
Def.1R5分00秒by TKO
アビブ・ゴザリ(イスラエル)
右ローを蹴ったゴザリがワンツーで前に出る。距離を取ったキングはゴザリのローに、ローを蹴り返す。右から左のコンビ、ボディストレートを見せたキングに対し、ゴザリが左リードフック&ローを蹴る。
近い距離でのボクシングで、コンビネーションを受け動きが落ちたゴザリは、前転で引き込んで三角絞めへ。殴られながら腕十字にスイッチしたゴザリだが、キングが腕を抜いてスタンドへ戻る。
ゴザリは左ローを蹴ってバランスを崩し後方に尻もちをつく。スタンドで待ち受けたキングは、ゴザリの前進にカウンターを狙う。左フックを打たれた下がったゴザリはフックで間に出るが、逆に右打たれ引き込むように下になる。
寝技に付き合わないキングは、ゴザリが立ち上がるの待つ。逆に打撃戦に応じるしかないゴザリは、ダメージを蓄積していく。
引き込んでも立たされるゴザリは、右フックを受けたダウン。と、ここでキングがパウンドから逆に腕十字へ。タップをしないゴザリをオモプラッタで固めて鉄槌を落とすキングが、初回をビッグラウンドとした。
2R開始前にドクターチェックが入り、ゴザリはヘブライ語で受け答えたか──ドクターが通訳を求める。英語が話せるはずのゴザリ、これは時間稼ぎか。
そして、ドクターが試合をストップすると「なぜ?」という表情を浮かべたが、その眼から戦う意志は伝わってきていなかった。