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【Bellator274】4年半ぶりの復帰戦で、ブレナン・ワードがブランドン・ベルを撲殺TKO勝ち

【写真】力の差は明白だったが、それにしてのワードは勢いがあった。「若ファイターと戦いたい」という意志も良い感じだ(C)BELLATOR

<175ポンド契約/5分3R>
ブレナン・ワード(米国)
Def.2R0分32秒by TKO
ブランドン・ベル(米国)

2017年8月以来の実戦復帰、この間ベラトールだけでなくベアナックルファイト、グラップリングと欠場を繰り返してきたワードがサークルケージに戻ってきた。コネチカット州在住のワードに、モヒガンサンのファンは大きな声援を送るなか、そのワードが左ジャブから右ストレートを伸ばす。

さらにジャブ&アッパーを見せ、ベルは粗い左右のフックを見せるが、ガードをして右を打つ。ベルの力いっぱいのテイクダウン狙いをがぶって切ったワードは右アッパー、フックを受けた直後にヒザが急所に入り試合が中断する。

再開後、ジャブから右ストレートのワード。ベルもフックを返すが、ジャブに下がるようになる。そこに右を当て、連打のワードはテイクダウン狙いを切ってバックに回る。後方からパンチを連続で打ちこみ、足をフックしにかかるワード。

流血のベルはワンフックで背中を伸ばされ、左を思い切り打たれる。背中に乗り直し、両足をフックして背中を伸ばさせたワードは肩口エルボーを落とし、自らフックを解いてベルを殴る。

ふらつきながら立ち上がったベルは、ケージを背負ってパンチを被弾しテイクダウン狙いにヒザを合わされそうにある。シングルを切りつつ、ワキ腹を殴り、顔面に鉄槌を落としたワードはダブルもを潰してバックに。両足をフックして背中を伸ばすも時間に。

2R、ジャブを伸ばすワードは、冷静にベルのフックをかわし右ボディフックをを打ち抜く。

さらにワンツーを被弾して、テイクダウン狙いから亀になったベルにパウンドを連打したワードが一方的な展開のまま4年半ぶりの実戦復帰でTKO勝ちし──「どんな地獄を見ても、戻って来れるんだ。戻って来れるんだよ。カムバックできる」と話し、若いファイターのテスト役になるとアピールした。


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