【UFN201】オーソに構えを変えた直後の──ヒルの右カウンターでジョー・ウォーカーが大の字に
【写真】サウスポーの時は、右回りのジョニー・ウォーカーとの距離を詰めることができていなかったヒルだったが──(C)Zuffa/UFC
<ライトヘビー級/5分5R>
ジャマール・ヒル(米国)
Def.1R2分55秒by KO
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
サウスポーのヒルに対し、ジョニー・ウォーカーもスイッチを一瞬見せる。左ローを蹴ったジョニー・ウォーカー、ヒルは左ミドル。ジョニー・ウォーカーもハイから回転系の動きを繰り出す。慎重な立ち上がりの両者、左を入れたヒルの追撃にジョニー・ウォーカーが右を当てて組みつく。ケージに押し込まれた状態から離れたヒルが間に出て、回るジョニー・ウォーカーに左ストレートを伸ばす。
左を嫌がり、右に回るジョニー・ウォーカーがミドルからハイを繰り出す。ヒルも日ありミドルを蹴ると、こことオーソに構えを変える。そしてジョニー・ウォーカーがワンツーで前に出たところで、ヒルの右がテンプルを直撃する。両足が硬直し、両手を広げたジョニー・ウォーカーはスタンドの状態で文字通り大の字となり、後方に崩れ落ちた。
「サウスポーでは追いつくのが難しかったから、オーソに変えて攻めようと思った。彼はリーチが長くて良い武器を持っている。でもタイミングが来たので、ただ殴った。凄く綺麗に決まった」とヒルは勝利を振り返った。