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【UFN201】縦ヒジ→ヒザ蹴りでストリーグルがTKO負け。勝者スケリーが引退発表

【写真】ヒザの前のヒジで勝負あったか。解説のドミニク・クルーズは「また戻って来る」とスケリーについて話していた(C)Zuffa/UFC

<フェザー級/5分3R>
チェス・スケリー(米国)
Def.2R2分01秒by TKO
マーク・ストリーグル(フィリピン)

サウスポーのストリーグルが左ローを蹴る。スケリーは右前蹴り、ローに右を合わせていく。ストリーグルの左ミドル後に左右のフックで前に出たスケリーは、小手投げの攻防からクリンチでケージに押し込まれる。押し返したスケリーが、バックに回る。ストリーグルはキムラに取りつつ、グリップを剥がして胸を合わせる。ボディ&顔面を殴ったストリーグルが太腿に鉄槌を打っていく。

ストリーグルの投げを潰したスケリーがトップを取り、クローズドの中に。エルボーを打ちつけるストリーグルのキムラ狙いを察知したスケリーはボディを殴り、オープンになると起き上る。ここでアップキックを決めたストリーグルは、最後に背中を預けてスタンドに戻った。

2R、ストリーグルは左ロー、スケリーが右を当てて組みつく。ワキを潜ってバックに回ったスケリーが背中をつけて寝技に持ちこもうとする。胸を合わせようとしたストリーグルが、背中をもう一度録られそうになるが、前方に落としてスタンドへ。すぐにスケリーも続き打撃の間合いになると縦ヒジを当てる。これが効いたストリーグルは、右フックを被弾して組もうとしたところで、右ヒザをアゴに突き刺される。この一発で倒れたストリーグルは、両手で顔面を覆う形でパウンドを受け続けTKO負けした。

「凄く気持ちいいよ。でも、もう燃え尽きた。これが最後の試合になるだろう。体はもうもたない。超興味深いオファーがあれば考えるけど、もう体がね。今後はグラップリングをやるとか、違うことをやるよ」と勝者は明るい表情で引退を発表した。


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