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【PFL CS04】8試合、7カ国のファイターが集まり─タイからブラジルに戻ったブルーノ・ミランダが参戦

【写真】調整させ上手くいけば、巨強のブルーノ・ミランダ(C)MMAPLANET

1日(火・現地時間)、3月18日(水・同)にフロリダ州オーランドのユニバーサルスタジオで開催されるPFL Challenger Series05=ライト級に出場する8選手が発表されている。

ライトヘビー級、ウェルター級、女子ライト級、フェザー級に続き、5階級目となるライト級ロースターにはブルーノ・ミランダの名前が見られる。


ミランダはプーケットのタイガームエタイを拠点にMMAでは韓国のRoad FC、マカオのバトルフィールドFC、ムエタイはプーケットで、キックは中国のクンルン・ファイト、武林風、WBKで戦うなどアジアで活躍してきたストライカーだ。

ONEバンタム級の注目株ファブリシオ・アンドラジと同様にコロナ禍でトレーニングに支障がきたしたミランダは、タイを離れ母国ブラジルのリオに拠点を置いている。

アンドラジがノヴァウニオンに所属したのに対し、ミランダはブラジル・ボクシング界の名匠クラウジオ・コヘーリョが率いたボクシングジム=アカデミア・ノブレアルチ……カンタガーロという巨大フェベイラにあるジム等でトレーニングをしている模様だ。

ミランダがアジア以外で試合をするのは、実に2013年8月以来で8年7カ月ぶりになる。また米国でのファイトは初めてで、キャリア9勝4敗のカーソン・フレイと戦うことが決まった。パワフルな打撃で対戦相手の頭を下げさせ、ギロチンという鉄板パターンを持ちながら、減量下手&スタミナに問題を抱えていたミランダが、100万ドル獲得に最初の関門を越えることができるか──注目だ。

PFL CS05はミランダの対戦相手フレイ以外で、米国人ファイターの出場はデニス・ヒューズのみ。米国を拠点に戦っている外国勢も含め6選手が非アメリカンだ。

ボスニアヘルツェゴヴィナのダミール・フェルハトベゴビッチがイスラエル・アデサニャやダニエル・フッカーの同門ニュージーランドのBJ・ブランドと、カナダのミカエル・デュフォーはコロラドのエベレーション・ファイトチーム所属=エストニア生まれのアルメニア人アルート・ポゴシアンと、イスラエルのヤネル・アシュムズは前述したヒューズと戦う。

また2日(水・同)にはPFL CF03=女子ライト級とPFL CF04=フェザー級のカードも明らかとされ、前者では最注目だったフランスの五輪レスラー=シンシア・ベスカンの名前が何事もなく消えており、代役としてブラジルのエヴェリン・マルチンスがジャッキー・カタラインとのマッチアップがアナウンスされている。

なおフェザー級ではEFCフェザー級王者ヘイナウド・エクソンはマイク・バーネット、韓国のイ・ドギョムはジョシュ・ブライデンとの対戦が決まった。

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