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【ONE Winter Warriors02】ラマザノフ、テイクダウン&コントロールでカデスタムを完封──11連勝達成

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)
Def.3-0
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)

軽く前後にステップを踏むカデスタムが左ハイを蹴る。さらにワンツーで距離を詰め、スッと離れたカデスタムは左をヘッドムーブでかわす。右を見せたラマザノフはシングルレッグから右腕を差し上げてケージにカデスタムを押し込む。ウィザーでテイクダウンを許さないカデスタムは、レベルチェンジにもおっつけて耐える。結果、背中が伸びたカデスタムをボディロックで持ち上げたラマザノフがテイクダウンを決めた。

カデスタムは下からエルボーを見せるが、ラマザノフもヒジを打ちつけ足を抜いてマウントへ。背中を見せたカデスタムが、足をフックされる前に前方に落としてスクランブル。すかさずダブルでケージに押し込むラマザノフだが、エルボーを頭部に受けて頭を上げる。ラマザノフがバックに回り、時間となった。

2R、右を振って前に出てくるラマザノフに対し、カデスタムは右ミドルを蹴る。前蹴りが急所に入りラマザノフがブレイクを要求する。再開後、カデスタムの左リードフックにローを返したラマザノフがシングルレッグ、ボディロックに切り替えてテイクダウンに成功する。ハーフから足を抜きかかるラマザノフは3/4マウントも、カデスタムはZハーフガードへ。

右に回ってスネを無効化したラマザノフがパスからマウントを取る。すぐに腰を教えてエスケープをはかったカデスタムは、背中を譲って立ち上がる。前方に崩され、立ち上がって正対をしても、ただちにダブルレッグで倒されたカデスタムは厳しい時間が続く。カデスタムは背中を見せてスクランブル、スピニングバックエルボーを空振りしたところで時間となった。

最終回、カデスタムの左を伸ばしてから力の入った右ストレートを空振りする。疲れが見えるカデスタムのジャブを受けるが、ハイキックはかわしたラマザノフは自ら動くことはなく──ダブルレッグのタイミングを計り、一気に倒しきる。そのままマウントを取られたカデスタムは、背中を見せつつハーフに戻したが、すぐにラマザノフがパスからマウントを取りなおす。再び背中を譲りつつ、ハーフに戻したカデスタム。立ち上がることはできずラマザノフがこの回、3度目のマウントへ。

殴られながら、背中を見せたカデスタム上を向きなおすと、ヒザを顔面に受けまたもマウントと取られる。殴って背中を取ったラマザノフに対し、胸を合わせ逃れたカデスタムだがテイクダウン&コントロールに完敗を喫した。


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