【LFA114】ジョンソン、カミーロに圧勝=暫定王座防衛。「UFCには俺のようなファイターはいない!!」
<LFA暫定フライ級選手権試合/5分5R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
Def.2R4分07秒by TKO
ジョアオ・カミーロ(ブラジル)
UFCタレントリレーションのミック・メイナードの「もう1つ勝利が欲しい。そしてショートノーティスで戦えるところが見たい」という言葉を受け、王座獲得から2カ月弱で暫定王座の防衛戦を決意したジョンソン。
右ジャブを当てるジョンソンが、右ローでカミーロの姿勢を乱す。カミーロのジャブは届かず、ジョンソンが前蹴りやジャブで圧を高める。続いてワンツーを入れたジョンソンが右ミドルから左ローと手数でカミーロを圧倒する。パンチを受けて下がる一方のカミーロはケージに詰められると、ジョンソンが構えを変えながら右を伸ばす。
カミーロは乾坤一擲のダブルレッグで尻もちをつかせ、立ち上がってもボディロックテイクダウンを決めるが、すぐにジョンソンが立ち上がる。ケージに詰められた状態でエルボーを落とすジョンソンは背中に乗り、足首を掴んでテイクダウンを許さない。クラッチを組んでいるカミーロを崩し、スタンドに戻ったジョンソンがローを蹴っていく。試合がスタンドに戻ると、ジョンソンが左三日月を入れる。カミーロはシングルレッグを決めたが、ネルソンからマウントを許し、ギロチンで絞められながら時間となった。
2R、遠い距離からテイクダウンを狙うカミーロ。切って殴るジョンソンは、組みながら下を選ぶカミーロに付き合わず、スタンドで待ち受ける。徹底してテイクダウン狙いのカミーロは、シングルから潜ろうとするがジョンソンは頭を押して許さない。スタンドに戻ったジョンソンは右ジャブからテイクダウン狙いに右アッパーを入れ、続く左ヒザでカミーロが倒れる。懸命に立ち上がったカミーロは、シングルからハーフも立ち上がったジョンソンが強烈なエルボーからパンチを落とす。
徹底してガードを取るカミーロは、パンチ受けてついに背中を見せてしまう。顔面にパンチを入れ、ワキ腹にヒザを突き刺したジョンソンが左右の鉄槌連打によりレフェリーストップで圧勝──暫定王座の防衛に成功した。
ホームタウンでの完勝に喜ぶジョンソンは「セントチャールズMMAはベスト柔術アカデミーで、レスリングを交えて戦うから全く柔術黒帯は問題じゃない。俺は飢えているんだ。UFCの誰とでも戦う、UFCには俺のようなファイターは1人もいない」と話した。