【F2W180】エドウィン・ナジミ、跳び三角を封じられタマのヒールフックにタップアウト
6 日(金・現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルスのマリオットLAで開催されたF2W180。
レポード第2弾は2年ぶりの再戦、エドウィン・ナジミと2019年ノーギワールズ世界王者ジョニー・タマの一戦の模様をお届けしたい。
<ノーギ・ウェルター級/10分1R>
ジョニー・タマ(ブラジル)
Def.7分55秒byヒールフック
エドウィン・ナジミ(米国)
立ちレスの攻防でニータップを仕掛けるナジミが、積極的にテイクダウンを狙う。1分を経過する前に座ったタマが、足関節を仕掛ける。対処したナジミに対し、タマがリバースデラヒーバもすぐに解除して座りなおす。タマの内ヒールを苦も無く防いだナジミが、スタックパスの圧力をかける。タマが亀で耐えたところでナジミがダース狙いも、すぐに察知されガードに戻られる。
Zハーフガードにも、ナジミは再び担ぎへ。タマはKガードでフレームを作り、ナジミの右足を両足で挟みにかかり、反転したところで背中を取る。上を取ったナジミは絡まれた足を抜いて離れる。フライング・トライアングル封じか、絶対に立ち上がらないタマにナジミは何度なくダブルアンダー・スタックパスの形に持っていく。タマは足を戻し、スタンドを要求して離れたナジミの誘いには決して乗らない。
リバースデラからインヴェーティット狙いかと思われたタマが、逆足を取って足を狙う。取り切ることができず、座りなおしたタマは50/50を完成させストレートアームロックへ。ナジミはスピンアウト──ロールして場外際まで移動すると、タマは50/50を解く。
マット中央で再開後、足を取って倒れこんだナジミが、外掛けストレートフットロックへ。タマはカウンターの外ヒール、腹ばいから仰向けになったタマに続き、ナジミが足をリリースした。残り2分30分で仕切り直しになり、立った状態から尻をつけて足を取りに行ったナジミだが、タマがここで50/50から内ヒールでタップを奪い──連敗から脱した。