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【UFC ESPN26】ミーシャ・テイト、ラストファイトのマリオン・ルノーからTKO勝ち

<女子バンタム級/5分3R>
ミーシャ・テイト(米国)
Def.3R1分53秒by TKO
マリオン・ルノー(米国)

4年9カ月振りにケイティ・ペリーのロアーに乗ってミーシャが、オクタゴンへ。カムバックを果たしたミーシャに対し、ルノーはこの試合が最後と決めオクタゴンに足を踏み入れる。

ミーシャのローを外すルノー、慎重かつ積極的に両者が手を出す。右を振るったミーシャが、左ジャブを当てる。さらにローにジャブを合わせたミーシャは右を伸ばす。ルノーも踏み込んで右ストレート。続いて右ローを当てたルノーに対し、ミーシャはパンチで前に出ると、蹴り足を掴んでケージに押し込んでいく。首相撲のミーシャがヒザ蹴り、ケージを背負ったルノーもヒザをボディに入れる。右を差され離れたミーシャはワンツーで前に出ると、右を当てパンチの応酬のなかでテイクダウンを決める。

ルノーは手首を掴んで蹴り上げも、ミーシャが捌いて足を一本抜く。残り15秒、トップで過ごしたミーシャが初回を取った。

2R、ルノーの前蹴りがミーシャの顔面に。ミーシャもワンツーから左ハイを狙う。ジャブを当てたミーシャ、ルノーが左リードフックを返す。続いて右を入れたルノーがワンツーにも右を打ち返す。ミーシャは右を入れて、組みに行くがルノーが距離を取る。とダブルレッグで一気にテイクダウンを狙ったミーシャは、ケージを思わず掴んだルノーにスラムを決める。

ルノーはハーフでキムラへ。逆の手でエルボーをワキ腹に落とすミーシャが、腕を抜く。同時にルノーがフルガードに戻し、ミーシャはここも蹴り上げにパンチを落としてハーフで抑える。エルボー、鉄槌を落とすミーシャ。この攻撃でルノーが鼻血を流す。ミーシャは立ち上がってパンチ、ガードの中に収まりこの回もリードした。

最終回、ルノーの左ハイにパンチを合わせたミーシャが、ワンツー、左ジャブをヒットさせる。ボディへの連打ダブルレッグに出たミーシャが、ケージにルノーを追い込み小外刈りでテイクダウンへ。右腕を差して切り返そうとしたルノーの動きを潰し、リストコントロールから左のパンチを連打したミーシャが、バックマウントへ。このまま左右のパウンドを連打したミーシャが、レフェリーストップでTKO勝ちを手にした。

ウィナーコールで「アイム・バック」と叫んだミーシャは、「凄く幸せ。今、私はここに戻ってきた。私のコンディションは一段階上がった。私はここにファイトしにきただけじゃない、チャンピオンになるために戻ってきた」と話した。対して「最後のファイトでミーシャと戦えることが信じられなかったわ。私はミーシャのファンだった。自分の持っている全てを彼女にぶつけたわ。これでサヨナラが言えるわ。私はこれからの10年間、バンタム級で戦う皆の応援するわ」と言い、ミーシャとハグした。


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