この星の格闘技を追いかける

【Bellator262】右アッパーから左フックでハミルトンをKO。マテウス・マトスの今後に要・注目

<バンタム級/5分3R>
マテウス・マトス(ブラジル)
Def.2R1分33秒by TKO
CJ・ハミルトン(米国)

オーソから直ちにスイッチして右ローを狙い、後ろ回し蹴りから距離を詰めて左フックを当てたハミルトン。マトスは打撃の交換のなかで左フックを打ち込み、ハミルトンの腰を落ちる。直後のギロチンをリリースしたマトスは、左ハイをブロックし右オーバーハンドへ。これは空振りに終わったが、右ローから組んでハミルトンをケージに押し込む。離れたハミルトンは、右オーバーハンドをまた空振りしたマトスのワンツーを放って離れる。

基本、遠い距離から蹴りを見せ距離を詰めてパンチを纏めるハミルトンだが、動きが大きい。マトスは右ミドルを入れ、スイッチには自身も構えを変えて対抗し足を止めての殴り合いでも打ち勝つ。残り1分でケージにハミルトンを押し込んでマトスは大内刈りもテイクダウンは奪えず。離れたハミルトンに右ミドルをクリーンに入れ初回をリードした。

2R、サウスポーのハミルトンに右ローを決めたマトス。ハミルトンは左ハイ、左フック、右のスピニングバックキックを見せるが、どれも決まらない。逆にマトスが右ミドルを決め、ヘッドムーブを駆使するハミルトンに右アッパーを打ち込む。間合いを外したハミルトンとの距離を詰めた右アッパーから左フックを決める。腰から崩れ、背中を見せたハミルトンに右のパウンドを連打したマトスが、快勝した。

キャリア13勝2敗1分、敗れた相手はマゴメド・マゴメドフとピョートル・ヤンというマトス──今後、注意は必要なバンタム級プロスペクトになりそうだ。


PR
PR

関連記事

Movie