【Bellatror286】パレンシアが自らのカーフで左足を負傷し、効かされたハミルトンにTKO負け
<バンタム級/5分3R>
CJ・ハミルトン(米国)
Def.2R0分12秒by TKO
リチャード・パレンシア(米国)
サウスポーのハミルトンがサイドキックを繰り出す。さらに左ハイを見せたハミルトンに対し、パレンシアも一瞬のスイッチで内回し蹴りを繰り出す。両者の接触がほぼないまま、90秒が経過する。ハミルトンのスイッチしての右ハイをブロックしたパレンシアが、距離を詰めてクリンチへ。ハミルトンは体を入れ替えるが、回ったパレンシアが間合いを取り直す。
右を放ち、組もうとしたパレンシアが前方にバランスを崩す。すぐに立ち上がったパレンシアは左ミドルをキャッチしシングルレッグ、ハイクロッチでケージにハミルトンを押し込む。ダブルに移行させないハミルトンが、体を入れ替えたところでヒザ蹴りを急所に当てられうめき声を漏らしてヒザから崩れる。再開後も間合いの測り合いが続き、ハミルトンがサイドキックを見せるが、右を被弾する。直後にダックアンダーからバックに回ったハミルトンは前方にパレンシアを崩す。すぐに立ち上がったパレンシアが胸を合わせたところで時間になった。
2R、スイッチしたパレンシアが左カーフを蹴ってバックステップした瞬間に、後方にバランスを乱し試合続行不可能に。このカーフでハミルトンもスネにダメージを負ったようだが、蹴ったパレンシアが自滅した形で勝負は決した。