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【UFC264】体重オーバーのアルダナが、クニツカヤをパウドアウト。「2度としない」と謝罪

【写真】計量失敗はいただけないが、序盤のクニツカヤが優勢だった時間帯で距離を把握してのKO勝ちは見事(C)Zuffa/UFC

<139.5ポンド契約/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
Def.1R4分35秒by TKO
ヤナ・クニツカヤ(ロシア)

まずクニツカヤが左ロー、組みつつ離れ際に左ミドル、さらにはカカト落としまで見せてアグレッシブに前に出る。ワンツー、右ローのクニツカヤに対し、体重オーバーのアルダナはしっかりと動きを見ているか。近距離で頭を抑えながら左ミドル、離れて後ろ回し蹴りを繰り出したクニツカヤが、今度は組んでテイクダウンを狙う。ケージ際で体を入れ替えながら、最終的にはアルダナがヒザを入れて離れる。

クニツカヤはスピニングバックフィスト、左に回ってかわしたアルダナが右ローを蹴る。さらにステップインにカウンターで右を合わせてアルダナは、クニツカヤの動きを見切りつつあるようだ。左ボディフックを被弾し、動きが落ちたクニツカヤは右ミドル、左前蹴りも左フックを再び打たれる。アルダナは右クロス鼻血を流して前に出るクニツカヤが首相撲からヒザを入れる。

間合いを取ったアルダナは、ショートフックを踏み込みに合わせダウンを奪う。足を捌きつつパンチ、思い切り右を落としたアルダナは蹴り上げに右ローを蹴る。足を一本抜いたアルダナが、ハーフから潜ろうとしたクニツカヤに左のパウンドを入れる。背中を見せたクニツカヤにパウンドを連打し勝利したアルダナは「最初に彼女と彼女のチームに体重を落とせなかったことを謝りたい。もう2度としない。試合を受けてくれた彼女に感謝している」と話し、「あの距離での練習を凄くハードにした。一歩一歩進み、ベルトを巻きたい。今日でもないし、明日でもない。でもいつの日か」と話した。


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