【Bellator261】リズ・カモーシェ、35秒で渡辺華奈に爆勝。この敗北から日本の女子MMAが何を学ぶか
<女子フェザー級/5分3R>
リズ・カモーシェ(米国)
Def.1R0分35秒by TKO
渡辺華奈(日本)
ワンツーから左を振るい、ローとパンチのコンビと序盤から手数が多いカモーシェ。渡辺もワンツーを返すが、届かない。そしてガードが低く、頭が固定されているので打ったところにパンチを被弾してしまう。右ローから渡辺の右フックに右をカモーシェが合わせる。この一発が効いたか、渡辺が下がる。すかさず距離を詰めたカモーシェが再び右をヒットし、渡辺はケージを背負う。
カモーシェは勢いづき、右を打ち抜くと渡辺の腰が落ちる。何とか踏み止まる渡辺だが、足が揃い危ない状態でパンチを連打される。再び腰が落ち、パンチを纏められるとレフェリーが試合をストップ。カモーシェが35秒の爆勝、「私はベルトが欲しいから、力強いフィニッシュを見せると言っていた通りよ」と笑顔を見せた。
大敗を喫した渡辺、この敗北は彼女の個人的な敗北ではない。日本の女子MMAは、ここから学ぶものは多いはずだ