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【PFL2021#06】ゴルソフのTKO勝ちにジャマル・ジョーンズが大喜び。カッペローザ、デリアと四強決定

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
Def.3R1分24秒by TKO
ブランドン・セイルズ(米国)

ブルーノ・カッペローザ、アンテ・デリアとともに既にプレーオフ進出を決めているゴルソフだが、セイルズもこの試合で勝利を手にすれば、暫定4位のジャマル・ジョーンズをバンプアウトできる。

左ローを蹴ったセイルズに対し、ゴルソフが左ジャブから右ローを蹴り下ろす。鋭い右ローを続けるゴルソフが静かな展開のなかで左ジャブの伸ばす。ヒザの横を蹴られるセイルズが左リードフックも、ジャブを被弾する数が多い。明らかに左足を効かされた感のあるセイルズは、左インサイドローを逆に蹴っていく。左フックの踏み込みに連打をセイルズを返し、試合の流れが変わったか。鼻血を流しながら前に出るセイルズのパンチが、ゴルソフを捕えるシーンが増える。

ゴルソフの踏み込みに左フックを合わせたセイルズは、ローにもフックを合わせていく。ゴルソフから組み、セイルズがケージに押し込み残り30秒に。ゴルソフが逆に小外掛けでテイクダウンを奪い、エゼキエルチョークを狙う。足をきかせたセイルズが防いだが、最後のテイクダウンでラウンドを落としたか。

2R、スイッチするセイルズが左右のロー、ゴルソフが左ジャブから左ハイを狙う。さらにローを蹴って、左ハイを狙ったゴルソフの攻撃にセイルズの体が伸びる。ゴルソフは右ローに続き、右ストレートをヒットさせる。クリンチの展開から小外掛けを再び決めたゴルソフがサイドで抑え、マウントへ。エゼキエルチョークで絞めたゴルソフは、ローマウントで固め、2度目のエゼキエルへ。

ワキを押して防いだセイルズだが、マウントを取られた状態が続く。3度目のエゼキエルも極め切れなかったゴルソフはサイドに移行し、上四方。ここで上を向いたセイルズがダースから頭を抜いてリバーサル。セイルズがサイドで抑え、枕でプレッシャーをかけたところでラウンド終了となった。

最終回、ゴルソフが右ストレートをヒット。セイルズは相当に疲弊しており、ジャブから左ハイを蹴られ動きが止まる。バックに回ったゴルソフが足払いでテイクダウンを奪うと、ハーフでパンチ、鉄槌を連打する。顔を覆うだけになったセイルズを見て、レフェリーが試合を止めた。ゴルソフのTKO勝ちで、プレーオフ進出が決まったジャマル・ジョーンズが大喜びした。


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