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【UFC ESPN25】キャリア最強の寝業師ジャンジローバと対戦、村田夏南子「斬り込み隊長、頑張りますっ!!」

【写真】Zoomで取材に応じてもらうところが、なぜか使えず──WhatsAppでのインタビューとなった (C)TEKESHI YAMAZAKI

19日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN25「Korean Zombie vs Ige」。

同大会では女デミアン・マイアこと、ヴィルナ・ジャンジローアを相手に村田夏南子がオクタゴン2戦目を戦う。

恒例のCSAにおける直前ファイトキャンプから、ラスベガス入りした村田にMe,Weの山崎剛代表も合流。キャリア最強の寝業師といっても過言でないジャンジローバ戦前の心境を尋ねた。


──ジャンジローバ戦に向けて、どのような気持ちですか。

「ラスベガスに入る前に、CSAでファイトキャンプをしたのですが、凄く良い練習ができました。体重も創れて、気持ちも整っています」

──去年の滞在時と、米国のコロナ感染対策は変わっていましたか。

「カリフォルニアは皆マスクをつけていました。ただ自分もジムとスーパーぐらいしか行かないのですが、マスクをしてソーシャルディスタンスを守っています。州によって違うんだと思います」

──一気に開放的になっているのかと思っていました。ところでジャンジローバが、彼女も村田選手も対戦相手が見つからない。皆がノーといって戦いたがらない。でも自分たちは誰とでも戦う──というようなことを言っていましたが、なかなか対戦相手が見つからない状態だったのでしょうか。

「なんか今、鳥肌がたちました。私との対戦を拒否している選手がいるかどうかは分からないです。ただオファーが届くと、やるとしか返答をしたことがないので、そういう風に言ってもらえるとありがたいです。それで鳥肌がたってしまいました(笑)」

──ジャンジローバは同じ日本人の井上魅津希選手に勝っています。その辺りを意識することはありますか。

「試合って、今、戦うもので、過去は全然関係ないと思っています。だから、日本人選手に勝っているとかは気にしないです」

──寝技に関しては、過去最強の相手といっても過言でないです。

(C)Zuffa/UFC

「柔術……柔術ですね。でも、全部できるから勝って来ることができたんだと思います。

自分も前回の試合からステップアップするために打撃もレスリングも寝技もやってきた自信があるので、その全てを出せればと思います」

──打撃と寝技を一番の強みであるレスリングと融合させる作業は進んでいますか。

「それは……進んでいます。一つ一つを適当にこなすのではなく、打ち込みにしてもしっかりと集中してやるようにしているので」

──打撃とテイクダウンが、すっかり一体化しているように感じます。

「レスリングは道着なしで組み合うもので、その距離になると自然と出ているんだと思います。そこに繋げるための打撃を日本で……山崎さん……、大野(崇)さんに創ってもらって、こっちに入ってからはキリアン(フィッツギボンズ)・コーチと一緒に創ってきました。

米国での練習も……動画に撮って、山崎さんに送って……います」

──なんか電波の調子が悪いのか、言葉が途切れて聞こえます。

「アッ、大丈夫です。電波のせいでなくて、自分の言葉が途切れています(笑)」

──アハハハ。それこそ村田選手にはインタビューでなく、試合に期待しているので問題ないです。今回、どのような試合を日本のファンに見せたいと思っていますか。

「どんな試合……。ジムの仲間が試合をしているのを見て、元気をもらってきました。普段から自分を応援してくれる人たち、見てくれている人に、自分も元気を与えることができる試合をしたいです」

──同じ週末にMe,Weの練習仲間がDEEP JEWELSで試合をします。

「少し自分の方が試合が始まるのが早いので、勝って皆に繋げたいです。斬り込み隊長、頑張りますっ!!」

──もちろんジャンジローバは強豪です。だからこそ、勝つと次につながる。タイトルを見据えて、そこに近い選手と戦うことになっていくと思います。

「自分より上の選手ばかりなので、ここから1人ひとり倒せていかないと生き残ることはできないと思います。しっかりと良いパフォーマンスを見せたいので、日本からの応援お願いします」

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN25対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジョン・チャンソン(韓国)
ダン・イゲ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
デイヴィー・グラント(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ(ブラジル)
マット・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
アレクサ・カミュール(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
村田夏南子(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー(米国)
ケイオス・ウィリアムス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン(米国)
ロッキー・マルチネス(グアム)

<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ(ブラジル)
リック・グレン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ララ・プロコピオ(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

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